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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生のabeeのレビュー・感想・評価

3.6
DCユニヴァース第2弾。ジェレミー・アイアンズかっこいいな❤️

こちらも巷で言われてる程悪くない。私はアメコミには映画以外では全く触れたことがない。それでも普通に面白いと思えたし、良い作品だと思う。但し、疑問点もいくつかあるのがこの作品。

まず、なぜこれを2作目に選んだのか私には分かりませんでした。3作目「スーサイド・スクワッド」、4作目に「ワンダーウーマン」。この流れなら2作目は「バットマン」単体でやった方が良かったと思うんです。この作品はバットマンは出てきていますが、明らかに「マン・オブ・スティール」の流れを汲んだスーパーマンの映画なんですよ。あくまでバットマンはおまけ。
そして2点目、なぜバットマンはこんなに歳をとってるのか。いきなり登場してもう50目前のバットマンは違和感がありまくりでした。でもそれはきっと原作に触れてこなかったからなんだろうと最後まで観て気づきました。この作品ではバットマンはもう20年バットマンをやってるんです。でも初めて観た人はそんなこと知らない。なんでバットマンになったの?バットマンの敵ってジョーカーじゃないの?「ジャスティス・リーグ」の年表がまだ出来上がってないところでこの作品はレベルが高いんじゃないかな?誰もが知ってるキャラクターだからこそ中途半端な知識を持ってるので頭にハテナが踊ってしまうのです。

ただ、この先に「ジャスティス・リーグ」とゆう壮大な物語があることを分かっているだけでなんとなく張られた伏線に違和感はなく観ることができた。「ジャスティス・リーグ」を知らずに観てしまうと全く意味が分からないまま終わってしまうでしょうね。

要するに今から観る方はこの作品は「ジャスティス・リーグ」を作るためのただの過程であるとゆうことを忘れずに観て下さい。そうすれば観終わったときは「次の展開が楽しみだな」と爽やかな余韻に浸れることでしょう。

そして、お願いだからベン・アフレックよ、バットスーツを着るときはヒゲを剃ってくれ。
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