りびんぐでっど!イン江戸!
小学生から舞妓さんまで楽しめるゾンビ×歌舞伎エンターテインメント!
タイトルに惹かれて行ったのですが、いや~おもしろかったです!
居残り佐平次や品川心中など落語の要素あり「幕末太陽傳」のようなドタバタコメディかと思えば、アクロバティックなヒップホップあり、さらに勘九郎さんのスリラーまで!?たくさん笑わせていただきました!
特に楽しかったのは、「E.T.」のあの名シーンの再現、そしてゾンビに水ぶっかけて「奇跡の人」のくだり。まるで一本の映画を観たようなおもしろさでしたよ!
夫を殺され、ひとり江戸にやってきたお葉。
家業であるくさやは売れず、商売あがったり。
そんな中、くさや職人の半助が現れ、ふたりは新しい商売に挑戦する。
在鼻(ゾンビ)の派遣会社、はじめました
くさやの汁をかぶった死人が生き返り人間を襲う、その名も在鼻が江戸の町にあふれかえり、お奉行さんもこまったこまった。そこで半助は、不眠不休でも低賃金でも文句を言わない生きる屍・在鼻たちを雇い、派遣会社を立ち上げる。
4年に一度のおたのしみ、遊郭にやってきた大工。
選り好みの激しい大工に佐平次は怪談話を聴かせる。
「なんだか寒くなってきたな…」
そこへ妙な物音が聞こえてきて…。
この在鼻 登場シーンのインパクト!怪しげな照明も相まって、とてもかっこいいんです!
遊郭の前に溢れかえる在鼻。
そこで、佐平次たちは浪人を頼るが…。
なんだこいつら、切っても切っても、死なないじゃねぇか…!
「おまえたち、頼むから、生き返るなら明日にしてくれ、今日はもう…」
何度切っても立ち上がる在鼻に、浪人の息も絶え絶え(笑)
だけどどんなに疲れていてもキメ顔は忘れない、この浪人さんのキャラクターがクセ強めでめちゃおもしろい(笑)
そして、町が混乱の中 明かされるお葉ちゃんの旦那さんと半助の真実に「え!そうやったん!そっちが…?え!?」とビックリ!
もうむちゃくちゃやなと大笑いしつつも、「ええやん…!」としみじみしてしまうラスト、とても魅力的でこの季節にぴったりの演目でした!
( ..)φ
帰宅すると、机の上になにやら茶色い包みがドーン。なんやろ思って、伝票を見ると「プラモデル」。
うん?…プラモデル?
開けてみると…!
なんと!ファルコン号(ランドver.)のプラモデルでした…!
SCREEN8月号の読者アンケートのプレゼントで、「そういえばこんなん叔父ちゃんの部屋にあったな~懐かし~」と選んでいたのですが、まさか当たるとは!
とても大きいので時間が掛かりそうですが、ちまちま作っていきたいと思います!ありがとう、SCREENさん!