とりん

シャークネードのとりんのレビュー・感想・評価

シャークネード(2013年製作の映画)
2.1
ありきたりなストーリー展開にかなりチープなCG、全体的にというかタイトルからB級C級な匂いがプンプンするこの作品。
しかし完全に発想勝ちだろう。ハリケーンの影響でサメが海岸沿いに追いやられ、大洪水の水没に乗じて町中のいたるところにサメが出現し、トドメにトルネードによって巻き上げられたサメたちが空から襲来する。
これを聞くだけでなんてバカな設定だろうと思うけど、実際に観るともっとバカバカしくて思わず笑ってしまう。
あまりにもCGひどかったり、無駄な長回しが残念なのは否めないし、ありえないことの連発すぎる。あんなちっぽけな爆弾でトルネード相殺できるわけ。主要人物ぽい人や脇役御構い無しにドンドンサメに食われて死んでいく。主人公はもちろん死なない王道だけど。
サメをドッカドカ倒して行く姿やチェーンソーで真っ二つにするシーンなど観ているこっち側もなんか無駄に勝ち誇った感出てしまう。
とても素晴らしい映画なんて言えないけれど、こういうチープすぎるB級映画は好き、憎めない。
シリーズ物なのでどんどん続いて行く中、どんな風にサメが進化した襲い方してくるのか楽しみだ。
とりん

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