あるちう

ブレイン・ゲームのあるちうのネタバレレビュー・内容・結末

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

【あらすじ・感想】
FBI捜査官のジョー、同僚のキャサリンはある連続殺人の犯人を追うが、全く手がかりが掴めない。
行き詰まった捜査進展のため、過去に数々の難事件を共に解決に導いたが、今は娘の死をきっかけに隠居生活を送っているジョンへと協力を要請する。
ジョンは医師であると同時に触れた人間や物の過去や未来を視ることができる超能力者だった。
ただ、そのジョンの力を持ってしても糸口が見えないまま捜査班を嘲笑うかのように犯行は続く。犯人の正体は?

硬派ミステリかと思いきや、超能力を軸にしたアクションサスペンス。
ジョン役のアンソニーホプキンスがアクションするには。。ってお年なんですが、サイコキネシスみたいな分かりやすい超能力じゃない分、白熱する心理戦がすごく魅力的に映ります。
真犯人の論理は一見あぁ、それも一理あるよなぁと思うところですが、それをアンソニーホプキンスが跳ね返すところはカッコいい。
でもそこに至るには彼自身も間違いを犯し、本当に葛藤があったことが分かるシーンが終盤にあるし、娘とジョーとの別れがどちらも重要なピースとして描かれていて良かったです。

【良かった点・好きなシーン】
アンソニーホプキンスが触れた人や物の過去や未来を視るシーンがとても綺麗で、スタイリッシュでした。
特に好きなのは娘の思い出と花に触れるシーンですかね。どちらも思い出だから綺麗なんでしょうか。
休日の午後観ることで、良かった1日だなーと思える作品。
あるちう

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