鍋レモン

キル・ユア・ダーリンの鍋レモンのレビュー・感想・評価

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)
2.6
⚪概要とあらすじ
実話を元にした青春映画。

1944年、コロンビア大学に合格したアレン・ギンズバーグ。大学の正統な姿勢に不満を覚えたアレンは、ルシアン・カー、ウィリアム・S・バロウズ、ジャック・ケルアックのような聖像破壊の友人に引き寄せられていく。中でもルシアンへの想いが自分の創作活動の原動力になっていくのを強く感じていた。しかし彼らの創造のための欲求と選択は、重大な過ちを招くことになるのだった...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“史上最も美しく危うい殺人事件”

「...きみを破滅させる」

⚪感想
詩的な作品でもなくラブストーリーでもなくサスペンスでもなくヒューマンドラマでもなく青春ドラマでもない。

前から気になっていた作品で凄く楽しみにしていたけどなんか想像していた作品と違う。

実話を元にしているということには驚き。それぞれの過去や抱えるもの重み、それかの人生がなんとも。

世界観が少しレトロチックなのが心を引かれる。

ダニエル・ラドクリフとデイン・デハーンと若くてハンサムだけどどこか寂しさを感じるこの2人が良かった。

エリザベス・オルセンかなでもちょっと顔が違うな、うーんって思ってたらエリザベス・オルセンだった。

デイン・デハーン演じるルシアンにはとてつもない魅力が詰まってそうな。秘密の部分が多いからより引かれる。でも好きになったら100%破滅するやつ。
目が綺麗で端正な顔立ちで、髪がサラサラ。みんな好きになるし、沼が深そう。
吹き替えが石田彰さんだったらそっちも観てたかも。

個人的に、映画に登場する詩がかなり乱雑に感じた。もう少し語る量を減らして映画とリンクさせていけばいいのになんて思った。

愛の描写は不自然さがなくて良い。

内容のそれぞれのバランスが偏ってて何を伝えたいのか分からなかった。実話なのもあるのかな。

ダークが強めのちょい切ない物語。



⚪以下ネタバレ



アレンがバーで会ったルシアン似の男性とエッチしちゃうのがなんか切ない。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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