鍋レモン

パディントンの鍋レモンのレビュー・感想・評価

パディントン(2014年製作の映画)
3.9
⚪概要とあらすじ
長年世界中で愛されている、マイケル・ボンドの児童文学「くまのパディントン」を実写映画化。

ある日、大都会ロンドンのパディントン駅に、真っ赤な帽子がトレードマークの小さなクマが降り立つ。南米ペルーの奥深いジャングルから長旅の末ようやくイギリスまでたどり着いた彼は、右も左もわからない状態だった。思い切って丁重な態度で通行人に語りかけるものの、言葉を話すクマに反応してくれる人はおらず...。

⚪感想
''パディントン駅''

想像していたよりも100倍面白くて、ファンタジーで優しくて、笑えて、ほっこりする映画だった。

吹き替えで観るか字幕で観るか迷ったけど吹き替えで観て良かった。松坂桃李さんの優しい声質がパディントンにピッタリ。
他にも、ブラウンの吹き替えの古田新太さんやブラウン夫人の吹き替えの斉藤由貴さん、娘のジュディの吹き替えの三戸なつめさん、クライドの吹き替えの木村佳乃さんと芸能人の吹き替えが多めだったけどなんの違和感もなく楽しめた。

同じクマだからかプーさんと似た癒しがある。クマらしい仕草がありつつ礼儀正しさをもつパディントンが本当可愛い。ビジュアルもリアルでありつつ可愛い。
パディントンなら何をしても可愛いから許せるし、洗って乾かしてもふもふになっている時に抱きしめたい。

パディントンは喋って二足歩行のクマであるものの周りは「ギャー!!」とか「熊が喋った!!」ってならないのが良い。発見した時は珍しい生物みたいな認定はされていたっぽいけど...。
みんな普通に受け入れてくれるしブラウン夫人が優しくてほっこりする。

ブラウン一家の優しさ。パディントンにすぐ愛着が湧いたようにも見えたけどパディントンの人柄かな。いや熊柄?笑
ブラウン一家はそれぞれが個性があって得意とするものがあって素敵だった。
家政婦のバード夫人も素敵でお茶目さと零細さが可愛い。
個人的にはブラウン夫人をサリー・ホーキンスにしたのが最高。

クライドは何かとパディントンを剥製にしようとしていたけど、パディントンを剥製にしてもクマを剥製にしたのと変わらないような気が。気持ちの問題か。
ニコール・キッドマンが悪役なのも新鮮。

骨董品店で列車からコーヒーとカップケーキが出るシーン凄くファンタジーと現実のバランスが良くて好きだった。

「目と目が逢う瞬間〜」みたいな感じで隣人カリーが目が合った瞬間にクライドに恋に落ちちゃうの可愛かった。
電話をもバレバレ。

子供むけと思いきや、帽子の中のパンや鳩などちょっとした伏線みたいなのがあったのが良かった。

こうなるとマーマレード食べたくなってしまう。

掴みやオチ、展開もすごく良かった。
落ち込んだ時にまた観たい。

なぜかGYAO!で観ている時に20回くらい広告が入って辛かった。いつも2、3回くらいなのに!!

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(吹き替え)。
鍋レモン

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