ローズマリー

オキュラス 怨霊鏡のローズマリーのネタバレレビュー・内容・結末

オキュラス 怨霊鏡(2013年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

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19
いいねぇバットエンド。絶対平和に終わるだろうと思ってたから嬉しい予想外の展開でラストの持っていきかたは好き。結局ティム振り回された挙句にまたトラウマ植えつけられただけで可哀想だけど個人的には好き。
鏡には不思議な力がある



新居に引っ越した4人の家族は新しい家具として骨董品の鏡を購入した。父の書斎に飾られたその鏡は不思議な魔力を持っており幼い少年ティムと少女ケイリーは両親の異変を子供ながらに気づいていた。11年後父親殺しの容疑をかけられたティムは精神病院から出ることとなった。ケイリーもティムが帰ってくることを心待ちにしていた。再会を喜ぶ兄弟だったがケイリーは事件の元凶となった鏡を葬る計画をたてていた。子供の頃にいた家へと呼ばれたティム。父の書斎だった場所にあの鏡が置かれていた。ケイリーは3台のカメラを用意し録画を始める。ケイリーは鏡のことについて資料をまとめていた。鏡は「ラッサーの鏡」と言われこれを持つ所有者とその周りの人は不可解な死を遂げていた。ケイリーは自分たちの身に危険が迫った時鏡を壊せるように30分タイマーでトラップを仕掛けていた。事件当時10歳だったティムは事件のことをあまり覚えてはいなかった。淡々と鏡について話すケイリーに嫌気がさしたティムは家に帰ろうと書斎を飛び出す。機材を片付けようと戻ってきた二人は部屋の異変に気付く。置かれていたカメラはレンズが向き合いになっており植物は枯れ室温は70℃を越えていた。そこからラッサーの鏡の魔力が強まっていく。
鏡は両親が亡くなった11年前の過去と現在の映像を見せ二人を翻弄する。11年前鏡を家に置いてから書斎には謎の女性が姿を現すようになった。それが原因で母は精神を病んでしまう。父も情緒不安定な母を鎖で繋いでいた。父が死んだあの日鎖で繋がれ獣のようになった母と銃を片手にやってくる父から逃げるためティムたちは家の中を逃げた。途中父は母を銃殺。ティムたちは鏡を壊そうとするも失敗しそれを見た父はケイリーに銃口を向けた。当時10歳だったティムはケイリーを守るため父に銃口を向ける。父は「逃げろ」という言葉と同時に自ら引き金をひいたのだった。
全てを思い出したティムは鏡を壊そうとトラップのタイマーをゼロにした。しかしケイリーはその時幻覚を見せられ鏡の前にいた。ティムが鏡を見たときには鏡の前にケイリーがいて鋭利なトラップが首に刺さっていた。警察がきてティムは11年前と同様殺人鬼として捕まるのだった。
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