三次元からきたブロンディ

I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIEの三次元からきたブロンディのレビュー・感想・評価

4.2
「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」
やっぱ僕はスヌーピーが好きだ!
今回のスヌーピーは3Dアニメーションでチャーリー・ブラウンの初恋を描く。

お馴染みのピーナッツメンバーにスヌーピーとウッドストックは可愛いらしい、僕は最初はこの映画で初めて3Dアニメに挑戦するとは驚いた。殆どのピーナッツアニメはセル画アニメショーンだったので、3Dにするのはどうかなと思っていたけれど、3Dも悪くなかった。普通のアニメーションでは出来ない動きや表情など色々と面白かった。アニメ映画ではベストに入る映画だった。

今回の物語ではチャーリー・ブラウンが赤毛の女の子に恋する話になっているがこの話は実際原作者チャールズ・M・シュルツさんが赤毛の女性に恋した実話をモデルにしている。
ピーナッツのメンバーであるルーシーはシュルツさんの最初の奥さんをモデルにしていたり、親や先生の声はアニメでは''ファンファンファン''と発生しているがこれもシュルツさんが幼少の頃に親とのコミュニケーションがあんまり取れなかったことをモデルにしている。そう「ピーナッツ」はシュルツさん自身の話でもあるのだ。

吹替では鈴木福くんと芦田愛菜ちゃんなど現在売れている子役の子たちが演じている。
この吹替は悪くはなかった。実際にこの子たちも小学生だがら聞いてもそんなにおかしくなかった。しかし、僕の世代は古田信幸さんの声が馴染みがあるから古田版をもう一度観たいなと思う。