凧揚げ専門家
チャーリー・ブラウンは何をやってもダメダメな男の子。転校生の赤毛の少女に一目惚れしたチャーリーは、親友スヌーピーの助けを借りながらプロポーズしようと奮闘する。
USJ映画レビュー9作目。
スヌーピーがまだメインマスコットだった頃が懐かしい。聞き覚えのある音楽が流れてこの曲かぁ！と納得。
ピーナッツは今回がはじめて。
丸みを帯びたキャラクターやほのぼのした世界観に癒されます。
あと一歩というところでいつも失敗してしまうチャーリー。それでも彼に好感を持てるのは、諦めずに続ける勇気を持っているから。凧揚げに失敗し続けた彼が凧に助けられる場面はとても感慨深い。
努力を見てくれている人は必ずいるというシンプルなメッセージが優しくて心に響きました。
憧れのあの子にいいとこ見せるためとはいえ、あれだけ難しそうで分厚い本を読みきり、ちゃんと内容をまとめたチャーリーを素直に尊敬します。
クレイアニメのような優しいタッチから一転する迫力の空中戦(スヌーピーの空想の世界)も見応えがあり、目と心の両方が満たされる映画でした。
