牛猫

テロ、ライブの牛猫のレビュー・感想・評価

テロ、ライブ(2013年製作の映画)
3.8
ラジオの生放送中に電話越しにテロリストと対峙するアナウンサーを描いた話。

まず設定が秀逸。犯人の姿が見えない中、終始ラジオブースの中で繰り広げられるライブ感。主人公がテレビからラジオに左遷させられたアナウンサーというのも巧み。

テロリストとのやりとりを通じてテレビキャスターとして復活しようとする主人公に、次から次へと危機的状況が押し寄せてくる。彼を取り巻く権力者たちのゴタゴタなんかも絡んできて、普通のサスペンスで終わらせないあたりが韓国映画ですよね。

もうとにかくハラハラしっぱなし。色々突っ込みどころはあるけど、全体的に勢いよく最後まで気が抜けない映画でした。
牛猫

牛猫