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ヒート・ストロークのbackpackerのレビュー・感想・評価

ヒート・ストローク(2012年製作の映画)
2.0
アフリカ、広大なサバンナの荒野。
身を焦がす太陽の中、灼熱の砂漠で。
女は、決死の逃亡を計る。

ハイエナ研究家の男とその彼女は、男の前妻との娘がマリファナを所持していたという事で、男たちのいるサバンナへ反省のためやってきた。
反抗期の娘は、彼女に常に敵意を露にする。
数日の滞在を経ても娘の態度は全く軟化せず、男は彼女を国に戻すことに。
女はキャンプに留まり、親子水入らずの時間を演出する。
しかし、男が一向に帰ってこないことや、ハイエナに衛星電話を破壊され、水まで失ってしまったことから、女はキャンプからの移動を試みる。
しかし、その先に彼女を待っていたのは、襲撃された車と、最愛の男の死体、そして生き残った娘だった……。


広大なのに、閉鎖的空間でのサバイバル。
ですが、盛り上がりに欠けているようにも思えます。
淡々と歩き、水場を求め、追跡してくる密猟者から逃げ。
脚本は悪くないのですが、見せ場の迫力不足でしょうか。
娘の反抗期っぷりが強ーく出ていて、命の恩人である女に対してなんて態度だ!と時たまイラッとさせられました笑
それがあったからこそ、最後にいい感じに纏められたわけですが、やはりイマイチ展開の緩急に欠く内容であったように思えます。
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