ゆりな

世界一キライなあなたにのゆりなのレビュー・感想・評価

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)
3.7
毎日をきちんと、大切に、生きたくなる。

昔から、もうこれ泣くよ泣くよと。評価高い映画、いつ観ても面白いだろうと思い後回しにする癖があるのですが、今年は泣ける映画だとかバシバシ刺激を受けていきたい。

塩対応されても毎日明るく振る舞うルー(エミリア・クラーク)、「エミリー、パリに行く」のエミリーみたいで応援したくなる。

恋愛映画であるけれど主人公に彼氏がいたり、恋愛以上に友情を感じる。「身近な人のために何かをしてあげたい」って気持ちがストレートにいい。

言わずもがな、涙堪えても、頭痛くなるくらい泣けました。


以下ネタバレ

・ここまで評価される恋愛映画ってことは、6ヶ月後の安楽死の決断をウィルが変えないんだろうなぁとは少し予想してた。
これでやっぱり生きる!となれば、ありきたりでもあって、この映画はここまで評価されていないだろうなぁと。

・「毎朝目覚める度に絶望する」ウィルの気持ちは、失恋した直後の人なら誰しも経験あるはず。「毎朝目覚めなきゃいいのに」「ずっと眠っていたい」と思う。
失恋は新たな恋やチャンスがあるかもしれないけれど、本作はあまりにも悲しくて切な過ぎるなと。

・辛口で言うなら切な過ぎて、途中から結末分かってしまってそれしか頭に入って来ずで、この点数です。最初から最後までストレート過ぎた。
ゆりな

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