自己満足点 45点
最近お堅い作品ばかり観てたので、久し振りに王道の恋愛映画を鑑賞しました。
幼馴染みのロージーとアレックスはお互い相思相愛だけど、自分の気持ちが言い出せずにいたら、あることをきっかけにすれ違い合ってしまう少しビターな恋愛もの。
内容的には昔の日本のドラマで言うと北川悦吏子の作品に近いですかね？
う～ん、昔から仲の良い二人だけど好きというもどかしい感じは悪くないだけど、それを2時間弱の尺で12年間のやり取りを描くのはさすがに無理があります。
結局、12年間の中で付かず離れずを繰り返すのですが、その長さを深く細かく噛み砕いて描ける余裕なんてあるはずもなく、ただ淡々とどういう事が起きたかが描かれるし、その間二人のすれ違いが結構激しいのでそこにイライラしました。
自分は恋愛映画を観るときに、どんな所が良くてどのように惹かれ合う様を観るのが好きです。この映画では基本的に登場人物達が「何故この人と付き合ったの？」というのが多くて理解出来ず、全然感情移入出来なかったです。
幼馴染みのすれ違いのもどかしさや儚さは感じられたのですが、そこに至るまでの肝心なストーリーが雑でした。
映画にはしないで、1話1時間の12話くらいのTVドラマにした方が良かったのでは？
