残酷ヴァイオレンス満載の「オールナイトロング」シリーズ第二作。
映倫に「こんなの上映できるわきゃねえだろ!」と拒否され、仕方なく若干カットしてビデオソフト化、その後にノーカット版も販売されました(主にカットされたのは薬物注射シーン等)。

監督はこればっかり撮っている松村克弥。どんな人なのか知りませんが、相当に残酷とか変態とかが好きなんではないでしょうか。素晴らしいですね。

主人公は美少女フィギアオタクのA君(役名忘れたので以下すべてこんな感じで)。
A君は、金持ちのボンボンであるX君とその仲間たちに目をつけられていて、しょっちゅう苛められています。
「10万もってこい」と無茶言われたA君は、最後の頼みの綱とばかりにパソコン通信の「困った時に頼ってね♡」みたいな謎の人物とコンタクトをとりますが、会いにゆくと本人は現れず、同じように騙されたB君とC君とお知り合いになります。
とりあえずB君の彼女であるDさんを加えてA君の家でパーティを開いていると、そこへX君たちがやってきちゃいます。
女物の靴があるのを目ざとく見つけたX君たちは4人を拉致、X君のマンションに監禁します。
ここから先は書くのもはばかれるような地獄絵図が繰り広げられちゃいますので自粛!
とんでもなくドイヒーな展開に確実にドン引きです。
そりゃ映倫も怒るわっていうメーターの振り切れた描写と、爽快さと胸糞悪さが同居した不穏なラストに、もし上映して何も知らないPTAのおばちゃんが観ちゃったりしたら大問題になってていた事でしょう。

本作最大のトピックは、何といってもDさんを演じた角松かのりですね。
均整のとれた迫力ボディを武器に、それなりに人気があったB級グラドルで、当時はこういった風な映画にヌード要員として頻繁に出演しておりました。律儀にも本シリーズの1作目から3作目まで連続出演(1作目は冒頭ですぐ死んじゃいますが)。
たしか妹さんは漫画家だったんじゃないかな?
このあと、名前を変えた彼女は声優さんとしてブレイクしたんですねえ。おじゃ魔女どれみとかガンダムAGEなんかにも出ています。
特撮ヒーロー番組にも出演した過去をもつジャック・バウアーな有名声優さんと交際疑惑もあったりしましたな。
角松かのり時代、グラビアが掲載された雑誌をけっこう買っていたのですが、あの時代は彼女にとって黒歴史なのでしょうかね・・・・・まあ、転職して正解だったのでしょう。

そんな角松かのりが、たまたま彼氏に呼ばれて来てみたらそれはもう大変な目にあわされちゃうという個人的にインパクト大な本作に関しては誰にもオススメ出来ませんが、ゆずファンの方限定で、角松かのりをストーキングする北川悠仁がじっくりと堪能できる3作目ならオススメしておきましょう!


レンタルビデオにて

〇〇を殺して人生を楽しもうよ！

ロリコンで陰キャなメガネの主人公・野田俊一。趣味はパソコンと女の子のフィギュア制作。ネットでは、ハンドルネーム「バード」を名乗り、たまたまつながった「GOOD MAN」なる男と連絡を取り合っている。俊一はとある不良グループにいじめられており、そのリーダー的存在からは同性愛的な目線を向けられている。ある日、ネットを通して2人の若い男性と出会い、うち1人の彼女も連れてパーチーをしよう！という事で俊一の自宅に集まるのだが、運悪く不良グループが家にやってきてしまい....

ごめんね。ベシッ！ごめんね。バシッ！ごめんね。バシュッ！ごめんね。ベシッ！！

1作目はマニアからの評価も低いだけあって残酷映画として「うゅ～」という感じではあったんですが、今回はめちゃくちゃ面白かったです。

展開としては俊一が最後に覚醒してフルバーストするためのパーツがどんどん集められていく、というまああらすじ読んでればそんな感じだよねーと大体お察しがつくものなんですが、何故か作中に登場する女性への仕打ちがとことん酷くてウケる。（女性だけ特に酷い）

不良グルリーダーの家に監禁されて3日くらい食事を与えられてない女性が居て、おててを刺されたりちょっとの加虐性を見せた俊一に軽くボコられたりする。終いには女性は始末されて「どう？虐待する側はこんなに楽しいんだよ？君も楽しもうよ！」って俊一は誘われちゃう。
他にも対象は女性じゃないけど耳にボンドをゴーしたり、顔を焼いたり、グサグサしたり....という感じ。

前作と比べると残酷描写はかなりかなりとても進化してて見応えはありありなんですが1作目よりも若干アートっぽい作り(本当に若干)になっていて、画面にはドール、バックにオルゴール的なBGMが入る...ってあれ、「Reise nach Agatis」.....??????こんなにも早く再会するなんて、、、当然「Reise」大好きなのでこういった演出も好きでした。

終盤、家に不良グルが押し寄せてきて唯一出来た友人とのパーチーもズタズタに破壊されて、じゃあ全てを破壊しつくしてやろう！人生を楽しもうよ！ということで覚醒した俊一が全てをフルバーストした後に見せた邦画界最強のマジキチスマイルに震える。序盤から思ってたんだけど主演の人が超ハマり役すぎて最高。この人以外俊一は考えられないね。

ラストのあのマジキチスマイルを拝めただけで超満足のマジキチ邦画でした。
あ、あと女性の首にシャワーのホースを巻いて首を絞め、「うぐぐ、」となっている所に熱湯をゴーしてギャーさせるシーンはリョナラー様方が大歓喜してそうだなあと思いましたよう。

視聴 2024年9月15日

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ごめんね。バキッ！ごめんね。ザシュッ！
やべ！明日から学校だった、、

後世に語り継ぎたい平成の名作選。その5

いじめ、ドラッグ、レイプ、ホモ、トーチャー、そしてグロ、これでもかとNGワードを詰め込んだ平成の黒歴史の最極地。

美女のはらわたに始まり、ギニーピッグシリーズ、そしてオールナイトロングシリーズと全国の大きいお友達の好奇心を映像化してきた極悪物として平成を代表する名作としては外せない思いましてね。

ギニーピッグシリーズを始め、オールナイトロングシリーズはこの2を始め、1〜3までの作品は昭和の最後に起こった残虐極まりない事件の余波で未だDVD化もされてへんほどの扱いを受けており、専ら映倫拒否で公開もされておらんので完全にオリジナルビデオ扱い。
なんでvhsも今ではかなりのプレミア価格なので海外から出てるDVDコレクションを買った方がええですな。

が、女の子可哀想系は大の苦手な心優しきジェントルマンのあーぁなのでギニーピッグも宮崎◯と同じくコメディ化した4くらいしか見た事無いんだよねぇ(・∀・)うん、僕いい子！


あらすじ

ネッ友しかいないお人形さん好きのメガネがコンクリ事件並の奴らにネッ友含め拉致されTHE大惨事☆

和らげてお伝えするとこんな感じですね！

やられる側だったメガネが後半からやる側になって快感を覚えていく様はまさにキチ◯イなんだけどそれに行き着くまでの流れがもう観るに耐えないチマツーリの限りなので男の乳首舐めるホモのヤンキーリーダーに癒される仕様となっとります！

是非皆んなも平成の素晴らしさを体感してくれよな！

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