【火星でディスコ‼︎ヒィーハーーーっ‼︎‼︎】
想像以上にエンタメ作品。単純に面白いストーリーで楽しめました。
宇宙について興味も薄く、この作品を鑑賞するにはあまりに知識の足りない私でもめちゃくちゃ面白かったです。
知識が無い故に驚かされることが多かったです。
まず、火星に嵐が起こることに驚き。そりゃそうだ。地球に自然災害が起こるのだから他の惑星でだって起こりますよね笑 初っ端からバカ丸出しです。
私、宇宙ものが苦手なのかあまり観てないので「インターステラー」も「ゼロ・グラヴィティ」も観てないのですが、宇宙版の「キャスト・アウェイ」ですね。でも、あんまり悲壮感が無くポジティブにストーリーが進むので観ている側も楽。火星に取り残されたマークも然り、宇宙で彼の救出を計画するNASAのメンバー然り、誰一人ネガティブなことを言わない。流石は世界に誇るNASA。優良企業だ。
それだけでなく、マークの地球での生活をあまり見せなかったことで悲壮感が減っていると思う。両親の描写が少しだけあったけど、地球で待つ家族とか恋人とかそういう存在を描いていないから悲壮感も無く単純にサバイバル・ムービーとして楽しめる。
そうやって1人で飄々と火星で生き延びてきたマークだけども、大事なところで泣かせてくれるのでストーリーの緩急がしっかりついていて良作だと感じました。
あとやっぱりね。あの肝心のシーンでのアイアンマンは反則ですよね笑 あれで乗り切るとか面白すぎるんです笑
楽曲も懐メロディスコを多用していて切迫した空気感を感じさせず、終始楽しめた作品でした。
ただリドリー・スコットの作品でこうゆうスタイルのものが観たいかと考えるとちょっと無いかも。
リドリー・スコット作品だからとちょっとハードなものをイメージして挑むと拍子抜けしちゃうかも知れないですね。
