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パレードへようこそのkazu1961のレビュー・感想・評価

パレードへようこそ(2014年製作の映画)
4.3
🔸Film Diary————————————————-
▪️本年鑑賞数 :2021-506
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋とてもとても愛すべき作品ですよね!!ほんと温かなハートウォーミングストーリー。稀有な実話の映画化だけに心にグッと迫ってきます。感動!!

🖋LGBTと炭鉱夫、境遇の違いを乗り越えて、共通の巨大な壁(サッチャー政権)に立ち向かっていくそのプロセスにほんと感動します。境遇の全く異なるマイノリティがどのようにして、互いの誤解や衝突を乗り越えていきながら硬い絆で結ばれ行くのか。。。それは“勇気”があれば、“仲間”がいれば、素晴らしい人生を手にすることができるということ。それは希望と感動をもたらしてくれます。不況に苦しむウェールズの炭坑労働者たちと彼らの支援に立ち上がったロンドンの同性愛者グループの感動的な友情をユーモアを交えながら温かなタッチで描いた本作、とても素敵な感動の作品です。監督は舞台演出を中心にして活躍してきたマシュー・ウォーチャスが担っています。

🖋そしてその感動を盛り上げるのは、80'sブリティッシュ・サウンドと新旧俳優陣。カルチャー・クラブ、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、ブロンスキ・ビート、ソフト・セル、ザ・スミスなどのヒットナンバーが満載で気分も高揚させられます!!俳優陣もビル・ナイ、イメルダ・スタウントン、ジョージ・マッケイ、アンドリュー・スコットなどイギリスを代表する名優の奥深い演技が、若手俳優たちのパワーを見事に引き出しています。

😊物語は。。。(参考:公式サイトより)
1984年、サッチャー政権下の荒れるイギリス。始まりは、ロンドンに住む一人の青年のシンプルなアイデアだった。炭坑労働者たちのストライキに心を動かされ、彼らとその家族を支援するために、仲間たちと募金活動を始めたのだ。しかし、全国炭坑組合に何度電話しても、寄付の申し出は無視される。理由は一つ、彼らがゲイだから。炭坑組合にとって、彼らは別世界の住人でしかないのだ。そこへ、勘違いから始まって唯一受け入れてくれる炭坑が現れる! 寄付金のお礼にと招待された彼らは、ミニバスに乗ってウェールズ奥地の炭坑町へと繰り出すのだが──。

🔸Database————————————————-
🎥邦題 :『パレードへようこそ』
原題(英題):『Pride』
🎥製作国 :イギリス
🎥初公開 :2014
日本公開 :2015/04/04
🎥上映時間 :121分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作):マシュー・ウォーチャス
脚本 :スティーヴン・ベレズフォード
原作 :※※※
撮影 :タット・ラドクリフ
音楽 :クリストファー・ナイティンゲール
出演(声優):ベン・シュネッツァー、ジョージ・マッケイ、ジョセフ・ギルガン、フェイ・マーセイ、ドミニク・ウェスト

🔸Overview (映画. comより)———————
イギリスで実際にあった炭鉱労働者たちのストライキと同性愛者たちの友情を、カルチャー・クラブ、ザ・スミス、ブロンスキ・ビートといった1980年代のヒットナンバーにのせ、涙と笑いを交えて描く。84年、イギリスで起こった炭鉱労働者によるストライキ。そのニュースを見たマークは仲間たちと募金活動を始めるが、彼らがゲイやレズビアンであることを理由に、その申し出は炭坑組合からことごとく無視されてしまう。唯一受け入れてくれたウェールズ奥地の炭坑町へ向かうマークたちは、炭鉱労働者たちと協力を模索。町の人たちと深い友情で結ばれたマークたちは資金集めのコンサートを企画するが……。2014年・第67回カンヌ国際映画祭の監督週間で上映されクィア・パルムを受賞、第72回ゴールデングローブ賞の作品賞(ミュージカル/コメディ部門)にもノミネートされた。
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