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北の国から'87初恋のLoveAnimal14のネタバレレビュー・内容・結末

北の国から'87初恋(1987年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

大好きすぎて点数なんかつけられません。連ドラからスペシャルの最終話まで、すべて観ています。

なんならボクは、富良野に行けば本当に五郎さんに会えるんじゃないかとさえ思ってます。あの人は実在する人で、実は黒板五郎という人が田中邦衛を演じていたのではないかと…。はい、これは言い過ぎました💦
「北の国から」もはや国民的レベルのドラマですよね。これ、嫌いな人いますか?いや、やっぱり中には嫌いな人もいるのかな…。ボクは朝昼晩の食事の前と後に毎回10回ずつ「大好き」と唱えたいくらい大好きです。ヤバイ💦意味がわからん。
こんなふうに自分自身を見失うくらいに好きで好きで、どうしようもありません。

説明なんか、いりませんよね?
黒板五郎(田中邦衛)は妻と離婚して、自分の生まれ故郷の北海道でふたりの子供、純(吉岡秀隆)と蛍(中嶋朋子)を男手一つで育てていくというお話。

純と蛍の成長。それぞれ、たくさんのエピソードがあり…話し出したらきりがありません。
周りのキャストも素晴らしい。草太兄ちゃん(岩城滉一)草太の父(大滝秀治)雪子おばさん(竹下景子)中ちゃん(地井武男)五郎の妻(いしだあゆみ)正吉(中澤佳仁)れいちゃん(横山めぐみ)などなど。
スペシャルになると、さらに宮沢りえ、裕木奈江、菅原文太、内田有紀、緒形直人、大竹しのぶ、古尾谷雅人、岸谷五郎、柳葉敏郎などなど。

しか〜し!!ボクがここまで「北の国から」を好きなのは…すべて五郎のせいなのです。なんですか、あの不器用でどこまでも人間臭くて全力で我が子を愛し抜く父親。それが、黒板五郎。
田中邦衛さんの五郎が当たり前すぎて、邦衛さんが他の映画やドラマで別の役をやっても、すべて五郎にしか見えないんですよ💦それだけ、五郎のキャラのパワーは凄まじいものがあります。

電気がないことに衝撃を受け「夜になったらどうするんですか?」とつめ寄る純に「夜になったら寝るんです」と言い放つ五郎。
食べかけのラーメンをさげようとする店員の女に「子供がまだ食ってる途中でしょうが!」と怒鳴る五郎。
泥のついた万札を工面した五郎。
自分で井戸まで掘っちゃう五郎。
森の中で熊と遭遇して髪が逆立つ五郎。
蛍が看護師として働く病院の院長あてに新巻鮭を持たせる五郎。
純がうっかり妊娠させてしまった女の子の叔父さん(菅原文太)のところへ、カボチャを持って謝罪に行く五郎。
生きる執念がすごく吹雪の中で一晩、倒れていても死ななかった五郎。
蛍の結婚式の送迎の車を見て「中ちゃん、こりゃバスかい?」と言う五郎。
初めて飛行機に乗るとき、人にだまされて靴を脱いで乗り込んだ五郎。
長渕剛を"なかみぞつよし"と呼び、「西新宿の親父の唄」を中ちゃんの前で得意げに歌う五郎。
あ〜、きりがない。たくさんありすぎて、きりがない。
五郎、五郎、五郎、五郎、五郎…。
もう、好きすぎる!!

この話では有名な、泥のついた一万円札の
くだりがあります。今は亡き古尾谷雅人さん演じるトラックの運ちゃんが純に「記念にとっとけ!」って言うシーン。
何回観ても泣きます。

ボクは「北の国から」と「ワンピース」ですごく泣けるんです。
ワンピースのウォーターセブンの回。エニエス・ロビーでのロブ・ルッチとの死闘のあと動けなくなったルフィと麦わら海賊団を助けにきたゴーイング・メリー号。
そのあとボロボロになったメリーとの別れのシーン。
アニメもですが、漫画本で泣いたのはこれが初めてでした。
おっと、話が逸れてしまいました。

北の国からも、泣けるシーン満載です。もう、下手したら五郎の顔だけで泣けます。あんなふうにどこまでも不器用でありながら限りなく深い愛情で我が子を育てた五郎みたいな父親に憧れます。
ま、なれませんけどね…💦(笑)

書きながら、また連ドラの第1話から観直したくなりました。
これからどんどん寒くなっていくので、心をあたためる意味でもピッタリかもしれません…なんて思うのは、日本中探してもボクだけのような気がしてなりません💦
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