このレビューはネタバレを含みます
縦の糸はあなた
横の糸は私
逢うべき糸に
出逢えることを
人は仕合わせと呼びます
言わずと知れた中島みゆきの名曲。
この曲をモチーフにした作品が、これ←
菅田将暉だからとか、小松菜奈だからとか
そんなことは置いといて
主人公である漣と葵の怒涛の18年。
出会っては別れ、出会っては別れ…。
王道でベタ。
だけど観た者の心になにかしら響いたのなら
名作と呼んでも差し支えないのでしょう。
すれ違いのもどかしさに翻弄されても
運命のイタズラに心折れそうになっても
一度しっかりと結ばれた糸。
その糸をお互いが信じていれば
簡単に切れたりすることはない。
かたくつないだ手のぬくもりを
忘れることなんてない。
優しさってのはそこらじゅうに転がってる。
本当の優しさもあれば、上辺だけの優しさってのもあるでしょう。
だけど、思いやりってのは特別なもの。
お互いが相手のことを誰よりも思いやれる…。
なによりも誰よりも大切な存在。
赤なのか黄色なのかピンクなのか…そんなことは知らないけど、運命の糸なるもので結ばれたふたりが掛け値なしの思いやりでつながってるのならば…どんな状況下でも穏やかに時を過ごし、いつかまた出逢う日がきっと来る。
それが愛じゃなかったら、なにが愛なんだろ?
その糸を信じていれば、いつかまた出逢えるね。
約束なんてしなくても✨