あまのかぐや

マッド・ナースのあまのかぐやのネタバレレビュー・内容・結末

マッド・ナース(2013年製作の映画)
1.8

このレビューはネタバレを含みます

重い映画が続いたので、かるーく観られるものにしよー……

て、選んだのこれですか。

観たあと、主演のパス・デ・ラ・ウエルタを検索したくなりますね。
・・・なりませんか?なにものだ!

レトロタッチのピンクの可愛いジャケ。「悪い男たちにキツいお仕置きを」ってキャッチコピーですが、不倫男を誘い込み、制裁をくらわすより、話のほとんどが、片思いの後輩ナースをものにしたいというマッドなナース、アビゲイルの利己的な欲求のみで突き進むサイコパスもの。

冒頭のクラブでの「狩り」と、後輩ナースを苦しめる義理の父の不倫を暴いてお仕置きするのはわかる。そのほかの殺人はよくわからない。すべては後輩ちゃんへの執着と逆恨み、まさにストーカー極まったサイコパス。

病院を舞台にしたラスト15分、「悪の教典」の伊藤英明ばりに大暴れの血みどろ殺戮祭りは、ほんと、やけくそみたいな展開だったけど・・・かなり無理やりな気がしたなぁ。タランティーノ風?…うーん、お話が平板で、とてもその域には達してない。

アビゲイルにロックオンされる後輩ナースの子だって顔もスタイルもいいし、後半ちょろっとだけ出てくるローズ・バーン似の人事部長も可愛い。目に楽しい映画です。眼福です。

が、こわい。何が怖いって殺戮やスプラッタ以上に、アビゲイル・・・!
アビゲイル役、主演のパス・デ・ラ・ウエルタ嬢ね。
まるでフィギュアのようなパーフェクトバディに、可愛い声、甘ったるい喋り方。

しかし・・・しかし・・・顔が怖い。美女なのか美女でないかもよく判らなくなってきます。どう怖いかはご自身の目で確かめて下さい。軟体動物のようにねっちょーんと動く大きな口。横に切レ目を入れたような目とまなざし。どうなってんだあの目。ハイスクール奇面組?。

人事部長が「昔隣に住んでた女の子に似てる」って言ったのが最終的な結末への入り口だったんですが、けど、あの顔、いちどみたら忘れないと思う。
その怖い顔と、ナース服の胸元ばーん、おしりばーん!の抜群のスタイル。

病院として、あのユニフォームは、あれでいいんでしょうかね。
アビゲイルも昼は素顔に近いナチュラルなメイクで職務に忠実な模範的ナース。みようによっては可愛い表情を見せるときもありますが。えろいナース服と、かっこいいヒップラインというか、もはやえろいとしか表現しようがないおしりの形には、言葉を失くします。なにものだ。

主演の容姿ばっかりで感想を終わらせるのもなんですが、ほんと、その衝撃以外、印象にのこらないんですもん。あー、こわかった。
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