もうほんと、トイストーリーって裏切らないなぁ。ピクサーの中でも一番好きなシリーズかも。
冒頭、アンディ時代からスタートするだけで泣けちゃう。
新しいキャラクター「フォーキー」が出てくることで、「自分で作ったものに愛着を持つ」っていう子供の特徴をよく捉えているし、「そしてそれは十分おもちゃだ」っていうおもちゃの定義も更新。息子もちょうど自分で作ったドロイドや恐竜で熱心に遊ぶ時期に差し掛かっていたので、なんて素晴らしいメッセージなんだろうと感動した。
1からすると、ウッディたちは冒険の範囲がどんどん広くなってて、だいぶ離れても戻れるわ前提になってるのが面白い。
ただ、これまでは、「もしかしたらウチのおもちゃたちもこんなことしてるのかも」っていうリアル感がトイストーリーの魅力だったけど、再会したボーピープたちのように自分たちで生活しているとなるとややリアルから離れてしまったかなっていうのが残念。結末も、「そっちかー！」となった。もう続編はないのかな。
ウッディがしきりに「内なる声が」と言っているのに対して、バズが胸のボタンを押して内なる声を聞くっていう設定がとても好きだった。今までで一番気持ちの良い「無限の彼方へ、さぁいくぞ！」も素敵で、みんなと一緒にジャンプしたような気持ちで清々しく終われた。
そのほか、
・新しいキャラクター「デューク・カブーン」が息子のお気に入りになり、ゲラゲラ笑ってた。ポーズ決めるのが大好きな男子の心をくすぐるよね。
・チョコプラ大好きなので、ぬいぐるみの吹き替えで何度も笑った。いいキャスティング！
・ギャビーギャビーの周りにいる腹話術人形たちの動き気持ち悪すぎ！
・ボー・ピープと一緒にいるちっちゃい女性警察官のギグル・マクディンプルズ。ああいうおもちゃ持ってたので懐かしすぎてグッときた。
・そういえば、ボー・ピープの声も『カーズ』のヒロイン・サリーの声も戸田恵子さんなんだけど、そんなかぶりありなの？若い子の声にしたくないというキャスティングなのだろうか・・
