【"父親"になるのは簡単だ。
でも"パパ"になるのは難しい。】
実父と継父の足の引っ張り合い。
こどもたちに愛されたくて必死なお父さん2人の壮絶な戦いが幕を開けるーー。
マーク・ウォルバーグカッコいいなぁ、やっぱり。
そりゃ、本当のパパがあんなにカッコ良かったら新しいパパの頭の上にう○こ乗せるよね。
分かるわぁ…
マーク・ウォルバーグ演じるダスティパパは人たらしなんですよね。
一方のウィル・フェレル演じるブラッドパパは感激屋さんで、素直でこどもが大好きな良い人。
でもちょっと要領が悪い。
基本はコメディなんですけど安易に笑えない深刻な問題を抱えているブラッドパパ。
書類上の"父親"にはなれてもこどもたちの"パパ"になるのはとても大変で悪戦苦闘します。
でも実は一番問題を抱えているのはダスティパパなのです。
ちょっと時代はズレてるけれどいわゆる「ジェネレーションX」世代の大人なのです。
社会に出ても大人になりきれず"パパ"にはなれても"父親"にはなれない。
"父親"には責任が伴うのにそれが全うできないことは社会的には認められないのです。
意外と社会派ドラマなのかも知れませんね。
新しい時代のホームコメディといったところでしょうか?