何で観る気になったんだっけ?
濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』が
アカデミー賞候補になって
以前から注目していた濱口作品を
レンタルしようと検索してたら
引っかかったんだった。
濱口監督の師匠黒沢清監督が
出演しているからだろう。
ピンク映画のドキュメンタリー。
低予算、短時間、工夫して泥臭く撮る。
どこかでこんなの観たなと思ったら
『コーマン帝国』とジョニーデップの
『エド・ウッド』だった。
監督では若松孝二、高橋伴明、
足立正生、井筒和幸、池島ゆたか。
若手では女池監督。裏方さんも皆熱く語る。
そして一様のどこか楽しそうだ。
子供が悪さしてるみたい。
若松監督も「ゲリラ」といっている。
吉行由実監督が美人。
胸が印象的な女優さんがいるなと思ったら
菊池えりだった。
「若い人がある時スクリーンで映画を観てしまう」
「何かこれは凄いものなんじゃないか」
「現場に参加したい」
「もっとまっとうな人生があったかのかも
知れないのに、そういう方向に変えていってしまう」
「その原因は『スクリーンで映画を観てしまった』」
「映画にはそんな力がある」