真っ黒こげ太郎

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

4.5
昔の友か!?今の友か!?
どっちを取るか!?


そりゃどっちも取れりゃいいんだろうけど…



MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の13作目で遂に第三部開始!ようやくここまで来れたか。

今回は以前の作品鑑賞済みありきで話が展開されるので、できれば今までの作品を観ていることが望ましい。特に

「アイアンマン」シリーズ、(「3」まで)
「キャプテン・アメリカ」シリーズ、(「ウィンター・ソルジャー」まで)
「アベンジャーズ」シリーズ、(「エイジ・オブ・ウルトロン」まで)

辺りは必須。他にも「アントマン」辺りも観といた方がいいかも。


今回は「ヒーローが友情故に対立する」という話で、実を言うと「ヒーローの管理」とかその辺の話は割とガバガバだったりする。

しかしヒーローたちの対立展開は上手く描かれていたし、サスペンスフルな話もシリアスながらグイグイ引っ張られた。
後半の畳みかけるような展開にもハラハラドキドキしたし、ラストのオチも好きだ。

アクションも良くて、ちゃんとメンバー全員に見せ場があるし、中盤のヒーローたちの大乱闘も観てて楽しい。
なお、中盤では生身でウィンター・ソルジャーに格闘戦を挑みまくってる人が沢山いて笑った。お前ら生身でも滅茶苦茶つえぇな!w
ラストの超ドシリアスなバトルも緊張感満点で素晴らしい。

又、今回から参戦した「アントマン」や今回先駆けて出てきた「ブラック・パンサー」「スパイダーマン」にもしっかり見せ場が用意されていて良かった。
「アントマン」と「スパイダーマン」の陽気なノリの2人がシリアスな話の清涼剤になってたのも良かった。(2人はノリで参加したようだったがwwww)
ラストで展開される「ブラック・パンサー」と真の黒幕との対話シーンも凄くカッコよくて好き。

しかし、最後に重いものが残ったのもまた事実。
トニーも前作でやらかしたとはいえ、前作から色々抱え込みすぎてストレス溜めまくってたら、そりゃ怒るよね…。
キャップも、自らの信念や友を信じ今回も突き進んだけど、今回はそれらすべてが正しいってわけじゃなかったもんね…。

アクションでカメラ揺れ過ぎだったり、結局どっちが良くてどっちが悪いか的なのは決められへんかった、ラストも爽やかとはいかなかったが、第三部の開始としては十分に楽しめる作品だった。
これからも楽しみだぜ!!!



先駆けで出てきた2人の主演作が凄い楽しみだぜ!!!
あ、その前に一人おった…。

Next→  「ドクター・ストレンジ」。
悪党側にマッツ・ミケルセンさんにスコット・アドキンスさんって、無茶苦茶豪華やな!!!

え?ベネディクト・カンバーバッチさん?
えーと、カンバーバッチさんは、えーと…
あれ…?