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ブラックパンサーのDTAKのレビュー・感想・評価

ブラックパンサー(2018年製作の映画)
3.2
【音楽と、妹キャラが最高】
ケンドリック・ラマーの実質新作であるサウンドトラックは言わずもがな。
特に劇中ではジャンベが象徴的なシーンで使われてて、これがスゴく良い。。。。
ラボでかかってる音楽もノリノリだし、
なんなら釜山の現場でかかってる音楽もめちゃくちゃカッコイイ。

妹のあのイタズラ好きで軽いノリがたまらない。
小道具のアイディアも夢膨らむものばかり。

願わくばこれが終盤まで続いてくれれば・・・・!
ストーリーと舞台のスケール感が小さくなってしまってたのが惜しい。
ワカンダの非現実感や未来感もFF13っぽいルックだった。
肝心のアクションもカメラが寄り過ぎててちょっと判らなかったな。

(追記4/8/2018)観た時の違和感が何だったのか…今になってわかったんだが、これ、アフリカ系アメリカ人が描く「俺らアフリカンやで」って意志と「俺らが妄想するアフリカや」って側面がそれどうなの?ってところ…これを作っていて演じてるのは〈アフリカ系アメリカ人〉であって、〈アフリカ人〉では無いという点だ…これみよがしなアフリカ訛り、これみよがしなアフリカ部族感…これはみんな「僕ら(日本人やアメリカ人含む)が想いを馳せるアフリカ」なのであってアフリカオリジンを主張していたらそれは欺瞞だってことだと思う。これについては今後も考えていく必要が自分にはありそう…
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