男とは『宇宙』『恐竜』『車輪の付いた乗物』そして本作の様な『タイムトラベル』が好きな生き物であります。
本作以上にタイムトラベルの持つ映画的面白さに迫った脚本は、この先登場しないのではないでしょうか。やり切ってしまった感があります。勿論女性にもオススメ。
青年とバーテンダーのゆるやかな会話で構成された序盤から一転、中盤以降は怒涛の展開をみせます ( 飽きないで観て下さい )。
主演二人の熱演も素晴らしい。
多少 力技な所はあるとはいえ、脚本の面白さに自信があるのでしょう。この手の映画にありがちな 観る者を煙に巻く様な演出は無く、勘の良い人なら比較的早い段階で物語の全容に気付ける様になっています。
そして、それで面白さが損なわれる訳ではないのも凄い。
観終わった後に友人と「凄かったよな!」と話したくなる映画です。