2016年アカデミー作品賞、脚本賞をダブル受賞。カトリックの神父達による信者への性的虐待、その数なんと数百件、、、しかも教会組織はその実態を知りながら長年にわたり看過、隠蔽してきたという事実。ボストングローブ紙がスクープする！
実話の映画化作品としては結構好みかも^ ^とにかく真面目な作り方。強大な組織のスキャンダルを暴く新聞記者達、、、って言うと、様々な困難や感動的な演出も出来そうだけど、そういう場面はほぼ無く、ひたすら地道なアプローチ、演出が続く。
特に着任早々に、教会不祥事に目を付けた新局長のリーヴ・シュライバーのキャラが良い。ゲキを飛ばしたり熱弁を振るう訳でも無く、物静かだけど確固たる信念でチームを動かしていく。かなり地味だけどなんだか彼に釘付けでした^_^;
勿論その他のメンバーも素晴らしい^ ^
リーダーにはオスカー俳優マイケル・キートン、真面目で熱いマーク・ラファロ（怒っても変身しません）、そして紅一点のレイチェル・マクアダムス^ ^
日本人には馴染みのない教会組織だけど、敬虔な信者からすれば、きっと自らの人生観をひっくり返される程の事件だったんだろうなぁ。このスクープをきっかけに被害者が声を上げ易くなり、自浄されていってれば良いなと思う^ ^
2020612追記
マイケル・キートンを、オスカー俳優って書いたけど、バードマンで受賞逃してたんですね！まぁ、私の中ではオスカー俳優ということで、、、好きなんだけどなぁ^_^;
