タスマニア

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のタスマニアのレビュー・感想・評価

3.5
2022年39本目。

この物語の主人公はジェイコブなんじゃなかろうか。

「ハリー・ポッター」シリーズも「ファンタスティック・ビースト」シリーズも基本的に魔法使いの世界を中心とした話だけど、それでもマグルであるジェイコブが持つ意味合いめっちゃ大きい。
キャラクターとしての魅力や印象もでかいけど、シンプルに魔法界の歴史に大きな影響をもたらす人物に感じる。
「ファンタスティック・ビースト」の残りの二作で、実はジェイコブが迎える結末が一番気になったりする。

今作はニュートが連れている魔法動物の描写がちょっと少なくて、動物好きとしてちょっと物足りなかったな。
それでも、冒頭のキリンのシーンとかは感動的だけど。

とにかく、比較的新しく登場した人物も含めた魔法使いの活躍シーンが多くて、本格的に「ビースト」離れしてきた。
ニュートが "魔法動物学者であること" がシリーズの根幹において、意味を持たないとちょっと寂しいな。
ニフラーやピケットを見れるのは嬉しいんだけどね。
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