ホーリー・マウンテンとか他の映画よりは筋がわかりやすかった気がするが、ホドロフスキーものらしく過激な表象がたっぷりなアーティステックな西部劇
世俗的な欲にまみれた人間だらけの後半の街の描写はなかなかえげつないなぁ 奴隷を貪る太ったおばさんの映像とかはなかなかきついものがあった（と同時に、なんかこの監督にしてはド直球だなという気もした 制作時期の問題？）
キリスト教から来てる宗教モチーフと思しきテーマが通奏低音にある気がするんだけど、こういうのはどうにもキリスト教とかの知識がないのでよくわかんないのでちょっと眠くなる場面も…
どうしても話の筋に乗っかった監督独特のイメージを楽しむような見方になってしまうのだけど、もう少しここらへんが判ったら深く味わえるのだろうか
