ーcoyolyー

アメリカン・ドリーマー 理想の代償のーcoyolyーのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ジェシカ・チャスティン!ジェシカ・チャスティン!ラスボスはジェシカ・チャスティン!!!!!

私、ジェシカ・チャスティン(オスカー獲得おめでとうございます)が好きというかジェシカ・チャスティンがキャスティングされてる映画が好きなので見逃してたこの映画を配信終了前に駆け込みで観た。

最初の方はジェシカ・チャスティンの割にはジェシカ・チャスティン成分足りないなと思ってたんですよ。でも大丈夫🙆🏻‍♀️鹿殺し(私西洋文化における鹿殺しが何の象徴なのかまだ上手く掴めてないけどきっと何かとても大きな意味合いがあるんですよね、奈良の鹿と似たようなでもやっぱり何かが違う意味が🦌)でジェシカ・チャスティンがちゃんとジェシカ・チャスティンである意味を匂わせて最終的にしっかりとジェシカ・チャスティンで終わります。

この邦題も「A Most Violent Year」が「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」になるのセンスの欠片もねえなくっそダセェ邦題特有のダサさほんとダセェ!と思ってたんだけどごめんちゃんとジェシカ・チャスティンが言ってた、劇中のセリフからの抜き出しだからそこまでdisんなくてもよかったかなとは思った。でもダサいけど。

この映画、明らかにモデルがしっかりいる時の文法で撮られてたと思うんだけどもこれはアメリカ人が観たらすぐわかるような感じなの?それともアル・パチーノやロバート・デ・ニーロが出てくる系の映画に対するオマージュの気持ちの方が強いの?なんかあれ系の映画を経済ヤクザに置き換えました、みたいなノリだった。そしてジェシカ・チャスティンが出てくる系のノリの映画だった。

人間の血よりタンクのオイルを止める方が先ってあそこめちゃくちゃいいよね。正直私はこういう人間の方が信頼できる。平時には綺麗事ゴタゴタ並べるくせにいざ大事な時となると我先に逃げ惑う奴らよりも少なくともこういう人は利害関係が一致してたら助けてはくれるんですよ。そこに綺麗事がない人の方が私は遥かに信用できるからこの人いいなと思った。
ーcoyolyー

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