シン・ゴジラのみやのネタバレレビュー・内容・結末

東宝製作のゴジラシリーズの第29作。
東京湾に巨大生物ゴジラが出現し、日本国政府を中心に国家機関に携わる者や専門家たちが問題解決へと挑む。

初ゴジラ。
あまりに話題になったので気になっていた。
WOWOWでやってくれるかどうか不安だったから観られて嬉しい。
今まで全く興味のないジャンルだったが、怪獣というよりも人間同士の関わり合いがメインになっており、非常に面白かった。

展開が早い。登場人物が多い。
初っ端から戸惑うが、この分からない具合が突然の混乱に振り回される政府の人たちの状態と重なるので、嫌な感じは全くしない。
流れに乗ったまま見続けられた。
それぞれのキャラクターの性格、内面はあまり関係なく、職業上の立場によって行動や発言が決められているような感じ。
様々な思惑はあれど、一つの任務遂行のために大人たちが本気で知恵を絞り、協力し合う姿はかっこいい。
「働く」ことを経験した大人になってから観たので、一層に楽しめたのだと思う。

専門用語が多すぎるし、各省庁や国の関係性はあまり知らないので、最後まで観ても理解できたことは半分くらいしか無い。
それでも充分に楽しかった。

石原さとみが抜群に可愛くて、彼女を存分に観られただけでも幸せ。
他の俳優さんたちも本当に豪華で、私でも知っている人がたくさんいた。
エンディングを見ると気づかなかった人もいたみたい。
いつか機会があれば、大人数でワイワイ言いながら観たい。