kuu

ゾンビスクール!のkuuのレビュー・感想・評価

ゾンビスクール!(2014年製作の映画)
3.5
『ゾンビスクール』
原題 Cooties.
映倫区分 R15+
製作年 2014年。上映時間 88分。
ゾンビと化した子どもたちと変人だらけの教師たちが繰り広げる壮絶な戦いを描いたゾンビコメディ。
イライジャ・ウッドが主演(余談ながら冒頭のクリント(イライジャ・ウッド)の寝室内の写真は、ウッドの子供時代の実際の写真だそうです。)&プロデューサーを務め、リー・ワネルとイアン・ブレナンが脚本を担当。
アリソン・ピル。

小説家の夢をあきらめ、母校の小学校の臨時職員として働きはじめたクリント。
しかし登校初日から、生意気な子どもたちや変わり者ばかりの同僚たちに翻弄されてしまう。
その日の給食は子どもたちが大好きなチキンナゲットだったが、食べ終えた生徒の様子がどこかおかしい。
やがてその生徒はゾンビとなって周囲の子どもたちを次々と襲撃し、校内は瞬く間にゾンビだらけになってしまう。
教師たちはすぐに学校を閉鎖し、凶暴なキッズゾンビたちに立ち向かう。。。

感想書いてなかったので、ついでに再視聴。
これでもかというほどの、キッズ地獄絵図。
初回鑑賞時ほど100%楽しめたとは云えないけど、それでもこのジャンルでは面白い作品の部類やと思います。
今作品は、ホラーよりもコメディーに近いと思うが、ビビらしの楽しい瞬間もある。
登場人物は、映画好きなら恐らく知っている俳優を過剰に演出している。
それが面白いところでもあるかな。
ステレオタイプは臆することなく存分に発揮されるし、それが大袈裟さと混ざって、とても消化しやすい面白さになっています。
技術的な面もよくできているし、演技もよい。
グロいのが好きなら、実際、まともな場面も多少ある。
あまりクレイジーではないものの、その点では堅実と云えるかな。
前述したようなやりすぎの人物描写は素晴らしく、今作品を成立させている要因でもあるが、今作品には退屈な瞬間もなきにしもあらず。
いくつかのシーンは、すぐに終わっちゃってしまい、ちょいイライラ、イライジャ・ウッドしてしまう(意味不明)。
映画を台無しにするほどではないが、そういう部分をほんの少し抑えてほしかったかな。
ホラー・コメディが好きなら、また、イライジャ・ウッドがすきなら楽しめる作品かな。
ホラー好き以外でも楽しめると思います(グロさに耐性が少しでもあれば)。
kuu

kuu