タスマニア

ビューティー・インサイドのタスマニアのレビュー・感想・評価

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)
3.0
2020年157本目。

キービジュアルめっちゃ良いね。
色合いとかデザインとかが目を引く感じで、結構オールドクラシックな名作の雰囲気漂わせていたけど結構最近の映画なのね。

「ビューティーインサイド」というぐらいなので
「やっぱり人は見た目じゃなくて中身っしょ!」っていうメッセージのSFロマンスと予想して、それを良い感じに裏切ってくるものだと期待していたけど、二、三周回ってその通りだった笑
ただ、「男女の恋愛に関わらず、人対人の関係において普遍的に通じるメッセージだよね」という感じではなかった。
ただ、「イスという一人の女性がウジンという一人の男性の『内なる美』を愛することができた。二人は素敵だね!」という感じ。
伝わるかな、このニュアンス笑

ウジンが抱えた問題、イスが抱えた苦悩は誰でも乗り越えられるシチュエーションでは無いとは思うし、なんか逆説的に「見た目ってすごく重要だな」って思ったりした。
そこらへんはなんかある意味誠実だった気がする。

そう、イスが全然「ビューティーインサイド」で収まっていないのよ笑
もう、ひたすらビューティーなのよ笑
彼女が抱える葛藤や優しさが描かれれば描かれるほど、そもそもの美人具合が引き立ってた。

あと、上野樹里が出てきてびっくりして
美女と美女がお互いを好きになるというシチュエーションも美だったな。

イスのお姉さん、イスの上司とか結構良いキャラした登場人物も多かったな。
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