彦次郎

人造人間13号の彦次郎のレビュー・感想・評価

人造人間13号(2013年製作の映画)
2.7
ドクターゲロの生み出した人造人間13号にZ戦士達が立ち向かう超絶バトルアニメ‼︎…という作品ではありません。

未来の検死官となるべく学生達が胡散臭い収容所で課題として検死しているうちに謎のゾンビに襲撃されるホラーです。SFの要素は皆無という潔さであります。
タフネスで強引にピンチを切り抜ける女学生(公開時は32才くらい)とふざけた様な吹き替えはジャンル的には有りでしょう。
しかし下記3点の残念さが怨念の様に作品を詰まらなくしている様な気もします。
①学生のためか死体慣れしておらず、ゾンビにも有効策を立てられない残念さ
②一癖ありそうでまるで役に立たない頭のカビた教授の残念さ。
③これから話が盛り上がりそうなところで打ち切りのようなギャグのようなオチの残念さ。
設定は良かったのに惜しい作品。
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