ねこ無双

オレだって侵略者だぜ!!/ギャラクシー・インベーダーのねこ無双のレビュー・感想・評価

3.0
久々に観てしまった低予算80年代SF。
いかにも着ぐるみなアマゾン的な容貌のグリーンマン(宇宙人)と住人同士の攻防。
何これ?な珍作だけど、ラストちょっと脱力でオモロかった…。

謎の光る飛来物の落下の風景は懐かしの感じ。と思ったら、グリーンマンと呼ばれる宇宙人がすでに森に潜んでる。
見つけた住人たちは売り飛ばして儲けようと、宇宙人生け捕りの画策に動く。歓声を上げて宇宙人狩りをする男達。
いや、通報しましょうよ…

一家の長であるお父さんのダメージTシャツのダメージ加工が凄く気になると思います。
何故か胸の真ん中が台形型に破れてるんです。デザインなのか、ボロなのかどうでもいいポイントが凄く気になります。

宇宙人を助け出そうと見かねた先生が言ってたのが、大事な科学的標本を売り飛ばすなんて、という言葉。
標本?この人も結構酷い事言ってます。
途中から宇宙人が救出された乙女みたいな動きになってるのも可笑しかった。
物語は良識派の住人とそれ以外の攻防へやりたい放題。
そして、びっくりオチへ…

うん、ゆるい。
メインテーマ曲がカーペンター監督風でどこかで聴いた事あるような無いような感じなんだけど、妙に耳から離れない。
コメディのつもりなのか、シリアスなのか判断できないなぁ。
序盤はもう観るのやめようかな…とも思ったけど、最後まで観たら意外と面白かったんですよね…。ラストが特に。
うーん、意外と好きです。でも、それで観たら怒っちゃう人もいるような気もする…
興味があって、お時間があれば…
(意外とフィルマ高スコアなんですよ…。私も後でこっそりスコア上げるかもしれません)

リリース元はWHDジャパンなので珍作揃いですよね。でも、メシア・オブ・ザ・デッドなど傑作もリリースしてます。