鍋レモン

エール!の鍋レモンのレビュー・感想・評価

エール!(2014年製作の映画)
3.0
⚪概要とあらすじ
歌の才能を認められパリの音楽学校のオーディションを勧められた少女と、聴覚障害のある家族との絆を描いた感動作。

フランスの片田舎の農家であるベリエ家は、高校生の長女ポーラ(ルアンヌ・エメラ)以外、全員が聴覚障害者。ある日音楽教師トマソン(エリック・エルモスニーノ)に歌の才能を認められ、パリの音楽学校で行われるオーディションを勧められたポーラは喜ぶものの、歌声を聴けない家族から反対される。家族のコミュニケーションに欠かせないポーラは、考えた揚げ句...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“届け!心のまんなかに。”

「辛抱して 動物じゃないんだから」

⚪感想
かなり読めてしまう展開で新しさとか新鮮味がない。それと自分はあんまりハマらなくって感動しなかった。

べリエ家はポーラ以外みんな聴覚障碍を抱えている。それゆえ、ポーラが通訳者。病院のシーンでは両親と医者との間にポーラがいて通訳。両親の膣炎とか知るのもなんかあれだし、性行為を3週間しちゃダメとか伝えるのしんどい。テレビもポーラが手話で伝える。

家族がポーラを頼りすぎているような気もするし、仕方がない気もする。

ちょいちょい生理とか、妊娠とか入ってくるのが仕方ないけど嫌。

ポーラが歌うシーンで無音になるのが良かった。

耳は聞こえなくても振動で感じ取ることができるっていうのが良い。

歌を教えてくれる先生とポーラの友人が変なこと言うけど良い人で良かった。

ポーラのお母さんは表情が豊かだし、お父さんは逆に仏頂面。弟はぼーっとしてるけど意外とやり手。

フランス映画って感じのテンポの良さがありつつ、優しい。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

鍋レモン