ダイアー教授

ハイネケン誘拐の代償のダイアー教授のレビュー・感想・評価

ハイネケン誘拐の代償(2014年製作の映画)
2.3
題:ハイネケンみたいにクセのない観やすい映画

5人の人生行き詰まり、無職のあんちゃんたちが大富豪を誘拐するって話です。

非情な奴と非情になれないやつがいて衝突したり、ドジって計画がうまく進まなかったり、
仲間割れしたりと、
誘拐モノのお約束が繰り広げられ、誰もが“予想していた”展開になっていきます!

登場人物の性格や誘拐に至った動機がしっかりと描かれているので、話に自ずと引きこまれると思います。
人間劇の部分は見ごたえがありました。

私も「持たざる者の一人」として、彼らへの共感は否めないものです。

人間ドラマもサスペンスも、アクションもバランスが取れ、尺も95分とちょうど良く大変観やすい映画でした。
ハイネケンのように呑みやすくクセの無いバランスの取れた作品です。