サラリーマン岡崎

スター・ウォーズ/最後のジェダイのサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

3.8
一週間のゴタゴタを3時間見せられた。
だから、あまり話は進まない。
そして、3部作の2作目だからしょうがないけど、
登場人物たちのウジウジした悩みシーンが多くて、
スターウォーズ感は薄い。

それ故に、出てくるアクションシーンはとってつけた感。
冒頭続く乱闘シーンも掴みで入れたんだと思うけど、意味があまり感じられないし、そもそもそんなに緊張感がない以上に眠くなる。
そこまで尺がいらない。
途中のカジノの星にいる下りも無意味すぎてワラタww
レジスタンスのノープランぶりの行動がイラつくwww
レイアもルークもそんな能力使えるんかwww都合良すぎwww

ただ、ウジウジ時期が抜けたら、
とてもアツいシーンがくる。
このシーンのために8はあるほどのアツさ!
やっぱ、カイロレンいいね。
弱さと戦うというスターウォーズの根幹のテーマを体現してる。
そのシーンで、ここで終わりでいいよ!と思ったらあと1時間はあるので少し疲れる。

とりあえず、話は進まないし、
淡々としてるし、意味のないアクションシーンもあるし、
JJエイブラムスから丸投げされた辛さはわかるけど、
少し雑かなぁ…。
こじんまりしたストーリーなのに、尺だけは長い。
スターウォーズでいつも感じるワクワク感が全くない。残念…。

今回の3部作は他2グループとは異なり、
結末が見えにくい。
だから、今回が少し退屈でも、
次どうなるんだろ?っていうのは感じられる伏線の張り様はあったから、
それなりには楽しめた。