シネマノ

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのシネマノのレビュー・感想・評価

3.9
何をどう描いたって完結させようとすれば賛否は生まれる大き過ぎるシリーズをJ・J・エイブラムスはよくまとめ上げた。

けれど、長過ぎる上映時間もそうだがこの一作に詰め込まれ過ぎていた感も大いにある。

結果として観客側にはスターウォーズに思っていた設定も哲学も一貫していないようなチグハグな印象が際立ってしまっていた気も。

しかし、このシリーズは誰もが自分の心の中で想いを巡らせて育むものでもあるからには、楽しめたかどうかが一番大事かもしれない。

製作に携わった全員もまた一ファンとして心血を注ぎ完成させた完結編、最後の1秒まで楽しんで観させてもらえたことに感謝。

プリンセスと、そしてフォースと共に、スカイウォーカーの旅の果てまで。
まだここで終わって欲しくない、もっと観ていたい、そう思わせてくれた時点でシリーズのマジックを実感させてくれた一作。
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