2023/12/27鑑賞。46点。
オリジナル版未鑑賞だけど、本作の霊能者・バークはいいキャラしてた。
〈あらすじ・ネタバレあり〉
大手企業をリストラされたエリック・ボーウェン(演. サム・ロックウェル)は、今よりもコストを抑えて生活をするため妻・エイミーと3人の子どもを連れて新居に引っ越す。
長男・グリフィンは6歳の妹・マディソンが何もないところで話している場面を目撃して不気味に感じる。
深夜になるとリビングのテレビが勝手につき、マディソンがそのテレビに向かって話をしているのを一家は目撃する。
テレビの中には無数の手形が映っており、そのことに気づいているのはマディソンとグリフィンだけだった・・・。
大雨が降る夜、エリックとエイミーは知人の食事会に参加することになり、子どもたち3人は留守番をする。
弟と妹を眠らせた長女・ケンドラが1人で夜更かしをしていると、家の中で物音することに気づく。地下室に向かったケンドラは何かに足をつかまれるが、自力で家の外に脱出する。
一方なかなか寝付けないグリフィン。前の住人が残していったピエロのおもちゃが勝手に動き出し、家の外の木が意志を持ったかのように動き出してグリフィンを拘束する。
そんな中、マディソンは失踪してしまう。
一方、食事会の席で自分たちが引っ越してきた土地一帯がかつて墓地だったことを聞かされるエリックとエイミー。
不動産開発業者が墓地に眠る遺体を掘り返して丸ごと移転させたことで、住宅街に生まれ変わったのだ。
帰宅したエリックとエイミーは、ケンドラとグリフィンから家の中で起きた事象について教えられ、その直後1人でに電源のついたテレビの中からマディソンの声が響く。
ボーウェン一家は、超常現象を研究するパウエル博士と彼女のチームに助けを求める。
彼女によると、暴力的な霊現象(＝ポルター・ガイスト)がこの家で起きており、マディソンはまた接触してくるはずだと断言。
家中に熱センサーを仕掛け、霊がいつどこに現れるか把握できるようにする。
その結果、マディソンが霊界に連れて行かれたこと、そして霊界と人間界の出入り口がマディソンの部屋のクローゼットであることを突き止める。
パウエルは、元夫で霊能者・バーク(演. ジャレッド・ハリス)に協力を求め、マディソン奪還のため力を貸してくれることになる。
一通り家の中を見たバークは、「不動産開発業者が墓地の遺体を移動させたというのは作り話。墓石だけ移動させて、遺体は今もこの土地に眠っている。霊たちは無碍にされた怒りや恨みを抱えたまま。マディソンには霊能力があり、彼女の力を使って成仏することが霊たちの目的。しかしそうなれば、マディソンは人間界に戻れない」と明かす。
カメラ付きのドローンを霊界に送り込んでマディソンを見つけ出すが、霊たちの妨害にあって彼女を見失ってしまう。
妹を連れ戻すためグリフィンは霊界に飛び込み、彼女を連れて戻ってくる。
だが霊たちもまだ諦めておらず、成仏するために再びマディソンを手に入れようとする。
ー霊たちを成仏させられるのは、霊能力を持つものだけー
バークは、マディソンの代わりに自ら犠牲となることで霊たちを成仏させることを決意。
しかし、強力な霊能力を持つバークは1人で全ての霊を成仏させると帰還を果たし、パウエルとの再会を喜ぶ。
エリックは、家族を車に乗せると町を後にする。そして新しい家探しを始めるが、今度は子どもたちの意見をちゃんと聞くことにする。
