Ricola

ミッキーのクリスマスキャロルのRicolaのレビュー・感想・評価

3.7
クリスマス映画といえば…というか、クリスマスの物語といえばこの『クリスマス・キャロル』ではないだろうか。
何度も映画化されているこの名作に、さまざまなディズニーキャラクターたちが登場する。それぞれの役が適任で、次は誰が出てくるのか、あの役は誰が担当なのかと考えながら観ていてワクワクした。


スクイージおじさんと甥っ子のドナルド、「ガイド役」のジミニー・クリケット、巨体を活かした『ミッキーとジャックの豆の木』の大男など…。
作品を横断して、それぞれの特性や性格を活かしたキャラクターたちが一つの作品で共演する。
こういった他では見れない「共演」こそ、ディズニー映画として再解釈される面白さの一つだろう。

たしかに若干早足ではあるが、30分もないほどの短尺でもしっかりクリスマス・キャロルのストーリーが描かれている。
また、残酷さはなるべく省かれ、優しさとあたたかさがさらに加えられているため、よりとっつきやすい作品だと思う。
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