角帽三羽烏の作品情報・感想・評価

「角帽三羽烏」に投稿された感想・評価

1年前の川島雄三映画祭で松竹時代の作品を何本か観る事が出来て、昭和20年代後半の松竹作品は小津・木下等の巨匠以外は扱いが悪く、予算少ない、紙京子の様な新米で言って悪いが二線級の女優しか使わせてもらえない等の印象があって、でもそれなりのエモさもあってこの頃の作品観るのは好きだ。
それから4、5年経って川島監督は去り、助監督だった野村芳太郎監督が引きずる様にドタバタコメディを作ったのがこれ。最後川島の「娘はかくも抗議する」の紙京子が1人取り残され「こんな私じゃなかったに」の神楽坂はん子の同名曲が流れてEND。なんじゃこりゃ、、
大木実は仲良しの下宿の娘の野添ひとみと仲違いするが、大木実のおばあちゃんが恋人に会うために上京して…。

野添ひとみ、紙京子、小川明子、関千恵子とすてきな女性がいっぱい出てきて、みんなフレアスカートで、クラシックな雰囲気がとてもかわいい。

ただ、女の子に恥をかかせるラストは悪趣味だと思う。佐田啓二と草笛光子がカメオ出演。

「ラブコメ大好き!」
前半は野村芳太郎監督のキレッキレの演出とカメラワーク、小粋なギャグ(劇中の撮影所シーンはセルフパロディ?)にワクワクさせられたが、後半はシナリオがあまり面白くなく集中力切れ。惜しい。
出だしと終わりに噛ませ犬ちゃんを使うのだったら、彼女のことをもっと丁寧に描いてほしかった。
主演男優3人のはじける男っぷりは眩しい。
野村さんは男前を色っぽく撮るのが上手い。
特に川喜多雄二さんの軽妙なお芝居に惹かれた。
彼ももっとストーリーに絡んでほしかったなあ。
ゆき

ゆきの感想・評価

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川喜多雄二の小さな顔と近代的なスタイルに対して大木実の昔ながらの大きな凛々しい顔が並ぶのがとってもいい。あんまり知らないけどそれが松竹お決まりの3人組の型なの?
野添ひとみがとにかくかわいくてそれだけでも見て良かった。これこそラブコメだ〜。
三羽烏シリーズもっと見たいな。
一

一の感想・評価

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大木実の歌声でスタート!コメントしずらい歌唱力である。お話し的にはマジで他愛のないラブコメで特に言うことなし。満足。野添ひとみはカワイイ。一行が撮影所を訪れるシーンで佐田啓二と草笛光子が"スター"役でカメオ出演しているのは嬉しいご褒美だが、当時の撮影現場の再現としても普通におもしろい。その後の関千恵子による色彩鮮やかな脳内リハは、やっぱモダーン。クライマックス、駅伝アンカー大木実のごぼう抜き大激走は『野獣狩り』の藤岡弘に並ぶ問答無用のタフネスを感じさせる。色々あって丸く収まるお約束のエンディングも、最後の最後に恋愛から一人取り残されて拗ねる紙京子に一挙にフォーカスすることで渋い後味。洒落ている。
野添ひとみさんの、
可憐で愛らしい事ったら。
川口浩さまが惚れたのも無理はない。

佐田啓二さんと、草笛光子さんにはビックリ。
も

もの感想・評価

4.0
意地っ張りな野添ひとみが最高に可愛い。野添が駅伝の応援に来た後、大木実がごぼう抜きする様と路面電車含む街をドリーで捉えたショットの多幸感。ラスト付近の飛行場の送り出しなど、どこかベッケルの『七月のランデブー』っぽい。