三次元からきたブロンディ

ピッチ・パーフェクト2の三次元からきたブロンディのネタバレレビュー・内容・結末

ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

「ピッチ・パーフェクト2」前作と同様に面白かった。

あの毒舌MCコンビによるユニバーサル・ロゴのアカペラから始まり、3年連続で優勝していたのにオバマ大統領も観劇していたショーでファット・エイミーが事件を起こしたことで国内大会出入り禁止になった個性派アカペラグループ、バーデン・ベラーズの面々がベラーズOGの娘である新人と世界大会を目指す。

フォルクスワーゲンのショーでブラックで統一されたコスチュームで一糸乱れぬパフォーマンスを見せてくれたダス・サウンド・マシンは如何にもドイツらしい。

彼らがベッカたちのやる気に火をつけストーリーを盛り上げてくれる。その後開催されたアカペラバトルは前作よりパワフルでユーモアもあり見応えがあった。バトルでドイツチームに負けたり何かと失敗続きのベラーズ。世界大会前にしてキャンプ場での強化合宿を行うことになる。ベラーズOGのオーブリーが鬼軍曹となり、ベラーズたちの根性を叩き直す。合宿での訓練は軍隊の訓練のパロディーのようであり、そこに歌のパフォーマンスがプラスされ楽しいシークエンスに仕上がっていた。

そしてラストの世界大会!一番手のカナダチームはさすがに上手い!ドイツチームは迫力があって良かったが、最初のショーで見たパフォーマンスとさほど変わってなくて飽きてしまった。最後のベラーズが予想以上に良かった。本物のアカペラを聴かせてくれた。クライマックスであっ!と驚かされるパフォーマンスで、会場も一体となっての大合唱は鳥肌モノでした。

前作ではベッカが主役だったけど、今回はエイミーが主役なのが見所の一つです。
あとスヌープ・ドックが本人役で出演していたのが笑えました。

「ピッチ・パーフェクト2」笑えて楽しめる作品です。是非ご覧下さい。オススメです。