和

光をくれた人の和のレビュー・感想・評価

光をくれた人(2016年製作の映画)
2.9
「個人的に人を選ぶ作品。」

試写会に当たってありがたく鑑賞。
すごく楽しみにしていました。高評価の方も多く見受けられ安心しながら鑑賞しました。

しかし、僕には合いませんでした。
序盤、伏線をまくところまでは引き込まれていたのですが、巻きすぎて回収できてるのか回収できてないのかよくわからなくなってました。

不遇な運命を辿るはずだったルーシーが、不遇にも島に漂着しつつも、罪ある愛によって育てられ幸せになっていくというプロセスですが、微妙に巻いていた前半のドイツ人差別の事実などがのちの物語に全く影響しないのが残念だった。

見方を間違えたのは重々承知ですが、本来愛されるはずだった二人の子が全くなかったことのように扱われて(一人は存在を消されたまま)いたのが頭に残りすぎてラストの感動には全く気持ちが入ってきませんでした。

残念です。ごめんなさい。
それでは。
和