koyamax

バック・イン・タイムのkoyamaxのレビュー・感想・評価

バック・イン・タイム(2015年製作の映画)
-
「BTTF」に影響を受けたファンたちの生き方やその後の社会にどのような影響を与えたのか。スタッフや出演者へのインタビューなどを交えながら迫ってゆくドキュメンタリー。

ファンムービーという側面が強く、みんなの「回顧録」という感じなのですが、

スピルバーグ、ゼメキス監督、ヒューイルイス他、主要スタッフからの作品の成り立ち話や、現在のマイケルJフォックス、クリストファーロイド、リートンプソンら出演者たち本人から撮影当時の話などが聞けて貴重です。ゴールディウィルソン市長役の方も出ています。

そのほか、この映画からの影響を受けたファンたちがそれぞれ思い入れを熱く語るのですが、ここは思い入れがやや強すぎるかもしれません(^^;
ホバーボートやデロリアンなどの乗り物、50年代の風景、80年代の風景
どこに思い入れがあるのか、が皆それぞれポイントが違うのが面白いです。

描かれる世界は超巨大アンプで弾くギター、スケボーで登校、妙な科学者との交流。すべて少しずつファンタスティックなのに「手に届きそうな」日常や未来として、自分事のように感じられます。タイムトラベルでさえも。そんなところもBTTFの面白さの一つかなと。
ナイキの自動フィッティングスニーカーみたいなのも、今じゃ普通にあるんですね。あとホバーボードも。未来はまさに今という感じです。

本シリーズ公開後だいぶ経っているので、出演者みんなどうなっているんだろうと思いましたけど、30年を経てメインキャストの元気な姿が観れるというのがうれしいですね。

個人的には、スピルバーグがこの作品をどのように位置づけているのか聞けて良かったです。

本編も何度も観ているのですが、テレビで放送していた三部作、結局全部観てしまった。。
koyamax

koyamax