
ベンガルの作家シャラトチャンドラ・チャテルジーが書いた小説『デーヴダース』は、1928年から現在まで、様々な言語で20回も映画化されている。その中でも最高の製作費5億ルピー(当時で約13億円)が費やされた本作は、デーヴにシャー・ルク・カーン、パーローにアイシュワリヤー・ラーイ、チャンドラムキーにはマードゥリー・ディークシトと、最高の顔ぶれが揃えられた。第55回カンヌ国際映画祭でのワールド・プレミア後、インドで公開されるや大ヒット、2002年の興収第1位となったほか、インド国内外で数々の賞も受賞した名作である。デーヴとパーローは隣同士の幼なじみ。デーヴは地主の次男で、パーローの家とは身分が違うが、両家の人々は幼い2人が仲良くすることを許していた。だが、デーヴが長期の留学から戻ると、2人の結婚を望んだパーローの母の申し出は地主から拒絶され、パーローは年の離れた金持ちに嫁ぐことに。デーヴは傷つき、娼館に行っては酒に溺れるようになる。娼婦チャンドラムキーはそんな彼を心配するが、デーヴは破滅へと向かっていく…。そして何年かのち、病に冒されたデーヴは、以前パーローと交わした約束「死ぬ前に必ず君の家を訪ねる」を果たすため、パーローの婚家がある村へと向かったのだった。
18世紀、インド中西部のマラーター王国の宰相兼将軍バジラーオは、遠征先でブンデルカンド王国の使者から援軍を求められて応じる。鎧を着けた使者は、ブンデルカンド王とペルシャ系側室の娘マスターニ…
>>続きを読む13世紀末、シンガル王国の王女、パドマーワティは、西インドの小国、メーワール王国の王、ラタン・シンと恋に落ち、妃となった。同じころ、北インドでは、叔父を暗殺した若き武将、アラーウッディーン…
>>続きを読むヒンドゥー教の聖地バナーラス(ヴァラナシ)でタミル人バラモンの家庭に育ったクンダンは、一目惚れしたイスラーム教徒の少女ゾーヤーに思いを寄せ続けてきた。宗教の違いを理由に彼女から拒絶され続け…
>>続きを読む「ロミオ&ジュリエット」のバズ・ラーマン監督が贈る、絢爛豪華な映像と珠玉の音楽を収めたスペクタクル・エンターテイメント!世紀末のパリ。大人気を誇るキャバレー「ムーラン・ルージュ」のスターで…
>>続きを読むインドのとある田舎町ラールガンジに暮らす聡明な少年チュルブル・パンデー。彼は、実の母ナイニー(ディンプル・カパーディヤー)と血のつながりがない義父プラジャーパティ・パンデー(ヴィノード・カ…
>>続きを読む