YasuyukiMuro

Wの悲劇のYasuyukiMuroのレビュー・感想・評価

Wの悲劇(1984年製作の映画)
3.8
1984年の作品。角川全盛の時代。
当時、夏樹静子の原作も実家にあったし、映画も観に行ったと思う。角川の戦略にどっぷりハマってた我が家^ ^

劇団研修生の三田静香(薬師丸ひろ子)が、女優としてのし上がる為、逡巡しながらも、スキャンダルに手を染めていく。
劇中劇のスタイルは当時としては斬新だと思うし久石譲の音楽も効いてて良い。ファッションだけでなく、台詞の端々に昭和感が見られるものの、懐かしいと許せるレベル。ラストシーンはベタだけど良い!

主演の薬師丸ひろ子が可愛らしい。
セーラー服と機関銃やメインテーマ、探偵物語などの後の作品。それでも若干20歳。
「顔はぶたないで、わたし女優よ!」
の台詞は当時流行って真似したなぁ😆

脇を固める三田佳子の大物感が凄い。世良公則は爽やかな20代。あと最近コメンテーターとして活躍してる高木美保がライバル女優役で出てる。

エンディング曲「Women Wの悲劇より」は、懐かしさで涙ちょちょぎれた。透明感のある歌声、しかもユーミン作曲と知ってビックリ!
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