エメリッヒ監督自身が作ったのを後悔しているならもうどうしようもないだろ😥
エイリアンによる地球侵略に人類が立ち向かい、およそ30億人もの命を失いながらも勝利を収めてから約20年が経過した。人類はさらなる襲来に備えようと、エイリアンが残した宇宙船の技術を転用した地球防衛システムを作り上げる。2016年7月、そんな人類を試すようにアメリカ全土を覆うほどの大きさを誇るエイリアンの宇宙船が出現する。
俳優が出れないからって前作主人公を雑に死なす映画には碌なものがない。あととりあえず登場人物を半分に減らせ。『ジュラシック・ワールド／新たなる支配者』なんかも前作キャストを出したせいで新旧キャストの見せ場のため上映時間が長くなるのと同じことをしている。本作は『インデペンデンス・デイ』の数十年後とかにして新キャラだけで良かったのでは。
特にジェフ・ゴールドブラムはジュラシック・ワールドにも旧キャストで出ているため「もういいよ」とか思っていそう。完全に憶測だけど笑。でもこの人は画面に出ると映画の格が上がるよね。とりあえずエメリッヒは何回地球を滅亡寸前に追い込むんだ。ただこの監督はディザスターシーンに全く重みが無いので正直本作も退屈です。
でもなんか映画の作りとして憎めないんですよね。何でかは言語化できないんだけど笑、前作も面白いシーンは沢山ありますしね。とりあえず「前作よりデカい宇宙船出しときゃええやろ」精神は良し。「今度のは前よりデカいぞ」みたいなこと言うの2回くらいあったよね。見りゃわかるっちゅーねん笑。
ちなみに個人的にエメリッヒ監督の最高傑作は『GODZILLA』です。子供時代にゴジラを映画館で観ていなければ映画好きになっていない自分でも、この映画はゴジラシリーズでも余裕でベスト5に入ります。『ホワイトハウス・ダウン』も面白いよね。なのでエメリッヒ映画を擁護したい気持ちはありますが…そんな人は最新作の『ムーンフォール』を観よう！そんな気持ちを無くしてしまうほど「いい加減にしろ！」と言いたくなるから笑。
