いよら

コンフェッション 友の告白のいよらのレビュー・感想・評価

3.7
韓国映画です。チソンとチュ・ジフンがメインですね。

中学からの親友3人組。
中学の時の遭難話から始まって…。
大人になった3人ですが、ヒョンテの母が経営している賭博場?パチンコ屋とかゲームセンターみたいなの?をインチョルとミンスの2人が強盗を装って襲うことで、保険金を得て、ヒョンテの親子関係を修復しみんな幸せになれば、、と考えた計画だったが、歯車が狂うことで、ヒョンテの母が亡くなってしまう。ヒョンテは犯人を捜そうとするが…。というのがあらすじ。


ジフンの狂気じみた演技がすごい。
てか、予告見たときは、犯人が別に、、って思ったけど、そうじゃないのね。
何かが狂っただけで、思い描いていないような結末になっていく…恐いですよね。あれって、インチョルがもっと早く罪を認めてれば、こんな結末じゃなかったような…って思ってしまいます。
最後のあれって、ヒョンテが…ってことなのかな?そう考えるとさ、誰も幸せじゃないなぁと。
ヒョンテとのラストの会話とか、ずっと疑ってた、信じてなかった、って言いたかったのかな?でもそれって、悲しいコトですよね。
中学の時の回想がラストに出てくるんだけど、それでインチョルは置き去りにする気なんかないってわかるし、逆にヒョンテが…ってなる。
実は、ヒョンテは直接手を出してはいないけど、2人をある意味では殺してるようなものなのかと考えてしまいます。
ヒョンテの最後の涙は、中学の時の真実を知って、信じられなかった自分への後悔の涙なのか、友2人を想いやっと素直に感情を表すことができたのか。

映画の中ではジフン演じるインチョルがメインで動いていますが、チソン演じるヒョンテの抑えた演技が感情面を考えさせられます。
友情とは何か。
いよら

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