kuu

ワイルド・スピード ICE BREAKのkuuのレビュー・感想・評価

4.0
『ワイルド・スピード ICE BREAK』
原題Fast & Furious 8.
製作年2017年。上映時間136分。

『ワイルドスピード』シリーズを観ていない方も、ずっと観てきてはる方も楽しめると思いますよ。
勿論、キャラを把握しての視聴はよりお話に入りやすいかと思います。

世界的なヒットを記録したカーアクション『ワイルド・スピード』ワイスピ・シリーズの第8弾。
金ローにて何度目かの視聴っす。

いきなり余談ですが、金曜ロードショーに意義あり!!
父ちゃんに似てきたなぁ~のスコット・イーストウッドが演じるキャラには名前は付けられてなかったはず。
なのに金ローじゃ一瞬名前テロップがでてた。
なんでも製作陣は、彼の父、クリントイーストウッドのセルジオレオーネの『ドル箱』三部作で『名無しの男』を演じたことの洒落で、今作品では、息子のスコットが演じる役に名前を付けなかったそうです。
折角の粋な計らいが、洒落がわからんねのかなぁ。
で書き始めます。 

お話は、
誰よりも仲間を愛し大切にしてきたドミニク(ヴィン・ディーゼル)の裏切りにより、彼らの結束は崩れようとしていた。
だが、彼の行動には謎のサイバーテロリスト(シャーリーズ・セロン)が関与していることがわかる。
レティ(ミシェル・ロドリゲス)やローマン(タイリース・ギブソン)らはドミニクを取り戻すため、最大の敵デッカート・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と手を組むが。。。

この作品は、2013年11月30日にポール・ウォーカーが亡くなったため、『ワイルドスピードX3:東京ドリフト』(2006年)に続いてポールウォーカーが出演しなかったシリーズの2番目の映画です。
ウォーカーが亡くなり、彼のキャラであるブライアン・オコナーはワイルドスピード7(2015)の終わりに実質上引退したって形やけど、彼のキャラは映画には生き続けてる。
あるシーンでテジ(リュダクリス)によって言及されたりしてる。
で、この作品には、ウォーカーへの賛辞が含まれています。
特に、作中、ドムは義理の兄弟に敬意を表して息子を『ブライアン』と名付けたりしてます。
そないな熱い思があるって思いながら観たらなんかグッときます。
ワイスピ・シリーズでは、戦車に飛行機、そして戦闘ヘリとバトってきたけど、今作品じゃまさかのあの無敵の海の乗り物。
陸上を走る車と『それ』がぶつかるとは、空想・妄想好きでも、今作品を観るまで何人たりとも想像し得れなかったはず。
アクションシーンは勿論たのしめますが、加えて、ロック様(ドウェイン・ジョンソン)とステイサム様の掛け合い、ローマンの軽口とか、キャラで魅せる部分は健在です。
特にローマンは、今までで一番キレキレな印象がありました。
また、ステイサム様が本領を発揮する場面も、ギャグ要素が高く私的ながら大好きな作品ですよ。
出演者だけ見ても、
ビン・ディーゼルとドウェイン・ジョンソン(撮影中に確執が露見した)。
お馴染みミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソンらメンバーに加え、
デッカード・ショウ役のジェイソン・ステイサムも前作に続き出演。
あぁ禿げイケメン三羽烏が揃う。
シブすぎる。
さらに、美しきシャーリーズ・セロンが謎のサイバーテロリストとして登場してる。
嗚呼ウットリ。
実力派俳優カート・ラッセルに、スコット・イーストウッドも参戦面白くないはずがな~い。
kuu

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