ましゅー

神の一手のましゅーのレビュー・感想・評価

神の一手(2014年製作の映画)
4.1
昨晩はまた寝落ちてました…。
と言うのも昨日ほぼ朝まで自宅鑑賞の後、仮眠程度で新宿に赴き、また劇場鑑賞2本連続でしたんで疲れ果ててしまったからだと思うんですが(夏休み~😂)、そのうち一本は、なんとなく興味はあったもののスルーしようとしていた韓国映画「鬼手(キシュ)」。
(詳細はこの後のpostで…)
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ただこれは『とある映画』の前日譚、スピンオフらしいという事を知ったのは @xtgwj804 さん他のpostを拝見してからなんですが、その『とある映画』がムチャクチャ面白そう❗だったのです。
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これは「鬼手」をしゃぶり尽くすために、何としても、どんな手を使ってでもこの『とある映画』を観なくては(ちょうど劇場非鑑賞期間(2014~2018年)の作品でもあるし)…との想いに駆られ、夏休み開始直後 深夜自宅鑑賞一日連続2本を断行しようとして(これらも未postですが😂)さすがに眠くて断念してしまっていた2本目を、昨日8/13(木)未明に途中から観直したさらにその後(!)本作を観たんですが…
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…という訳で、ようやく😅レビュースタートです❗
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(以下 ソニーピクチャーズ公式サイトより)
『手を読め、生きるために。仕掛けろ、勝つために。
負ければ 死 ― 命”賭け”のリベンジ・バトル
チョン・ウソンが、肉体と頭脳で挑む 超一級クライム・アクション!』
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プロ棋士テソクは、兄の頼みで一度だけ危険な“賭け囲碁”に協力するが、その世界の元締めサルスの一団に兄を殺され、自身も殺人の罪を着せられて投獄されてしまう。

すべてを失ったテソクの心深くに宿るのはサルスへの復讐心。独房の壁に碁盤を描き、隣の独房囚人と壁越しに始めた囲碁対局で腕前を磨き、肉体も鍛え上げていく。やがて出所したテソクは、盲目の天才棋士“ジーザス” 、片腕の細工師モクス、イカサマ棋士コンスらとチームを組み、ついにサルスと対峙する。
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一度は人生を諦めた男たちは、それぞれが抱える野望を胸に、負ければ自分が死ぬ運命の勝負に“神の一手”で挑んでいく――!!
(引用終わり)
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なんだこれ~~~⁉️
凄すぎる❗面白すぎる❗
まもなく朝という時間にも関わらず全く睡魔が襲って来ない。てか逆にどんどん目が冴えてくる❗
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いや正直私、将棋もおぼつかなく、囲碁に至っては全く分からないんですが、そんなのカンケイねー❗(古っ🤣)
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超絶の技量と先々まで見通す洞察力。まるで碁盤が、漢と漢が血と汗を撒き散らしてぶつかり合う いにしえの闘技場(コロッセオ)‼️
そしてそれらをも凌駕する、鍛え上げられた筋肉と筋肉の競演、凶器と狂気が火花を散らす肉体バトルでの決着ウゥゥゥッッッ…‼️‼️
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…と、荒唐無稽も無稽、ファンタジーに過ぎる内容なんですが、そんなのカンケイねー‼️(2回目🤣🤣)
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とにかく熱い❗滾る❗
ただの脳筋バトルだったら私自身今やそんなにアガらないんですが、ここに『囲碁』という知性の片鱗が加わる事で、なんでこいつら結局力でカタを付けようとしちゃうの?と脱力しながらも、あぁやっぱりヤクザの落とし前ってのは自らの肉体をもってして付けるんだなぁ…との妙な納得感で全て良し❗

知性と肉体が融合した究極のバトルがここにある❗
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すごくマンガ的なんですがとにかくノリがいい。オープニングの見せ方もコミック的で幕開けから世界観が出来上がってますし、なんかアニメキャラ調のポスターもあるんですが、マンガ原作?なのかな? 一度は堕ちた人間が苦行の末に這い上がって事を成すというのもジャンプ漫画っぽいですが、それを何のてらいもなく堂々とやっているのが逆に清々しい❗楽しい❗
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日本だったら麻雀か将棋という事になるんでしょうが、韓国では囲碁がよりポピュラーなんですかね?だからこそなのか、ヤクザが囲うのはプロ雀士ではなく、プロ棋士なんですね。そうした文化の違いも感じられて興味深いです。
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それにしても碁石をたくさん布にくるんで振り回す。結構強力な鈍器になるんですね…。囲碁プレーヤーを怒らせてはいけないという事が良く分かりました😅
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あ、後、主役の #チョンウソン 、福山雅治に似てません?若干面長ですけど声もそっくり!…と私は思いました😅
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いやぁ繰り返しますが、とにかく凄い❗面白い❗賭け囲碁という新たな世界を垣間見れたのも驚きですが、そこに見事に肉体バトルを融合させた奇跡の怪作。そんじょそこらのありきたりのバトルものではもう満足できない身体になってしまったかも知れません🤣

@xtgwj804 さん、ありがとう😆❗
ましゅー

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